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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2002年10月28日(月)
The Witch Trade(Michael Molloy) @8章

●読書中:The Witch Trade(Michael Molloy)@8/35章
<内容> 
地図にない港町スペラー(Speller)に住む少女、アビゲイル・クローバー(Abigail Clover)、通称アビー(Abby)。叔母夫婦と、海岸に倒れていた所を拾われた少年スパイク(Spike)と4人で暮らしている。両親は航海へ出かけたまま帰ってこない。泳ぐのが大好きなスパイクと一緒に、荒れ模様の海で泳いでいたアビーは、灯台守のおじさんキャプテン・スターライトと知り合い、この世界ではLight WitchとNight Witchが対立を繰り返していて、アビーの両親の行方が分からないのもそれに関係があること、アトランティス大陸は海に沈んだのではないこと、さらにスペラーの町の人々は皆、かつて世界中の「アイス・ダスト」の供給を管理していた「海の魔女」であることを教えられる。

善と悪の魔法使いの戦い、それぞれに力を与えるアイスダスト(善)とブラックダスト(悪)、トロール、Albatross(アホウドリ)を連れたThe Ancient Mariner(古老の舟乗り)、失われたアトランティスの伝説。そんな昔ながらの素材?をミックスしてある不思議な話。面白いかどうかはまだ分からないけど、読んだ感触は悪くない。The Ancient Marinerは、コールリッジ(18世紀ロマン派の詩人)の詩にでてくる舟乗りに由来する。
 
≪The Rime of the Ancient Mariner(古老の舟乗り)≫
航海中に船が嵐に遭い、そこへ霧のなかから神の使いのように一羽のアホウドリがやって来て嵐を払う。船に居ついたアホウドリを、古老の船乗りが弓で射ってしまったことによって呪いがかかり、今度は凪にあって船員は彼を残してほぼ全滅。なんとか命は助かったが、無事に陸へ帰りついた後も、この一連の出来事を他人に語らないと体を激痛が襲うようになった。(『コウルリッジ詩集−対訳(岩波文庫)』 204〜283p)


と、まぁ、そんなような内容の詩。それで、The Witch Tradeにでてくるキャプテン・スターライトというのが、別名The Ancient Marinerと呼ばれている人なわけ。彼に言わせると、アホウドリと自分は仲のいい友達であって、あの詩はそれを見た敵(Night Witch)が作った、というか作らせた詩なのだそうだ。(^^;ぷぷっ!

●アマゾンから到着
『新装アーシアン 2巻』(高河ゆん)¥1365
Plains of Passage(Jean M. Auel)¥940

≫新装アーシアン 2巻
メテオライト/2/永遠のロマンス3/エスケイプ/きみに花束/ナイト・オン・ザ・プラネット-夜の惑星-/楽園の果実 
・・・を収録。おおお、どんどん話が進んでる!いいね〜。そうそうそう、影艶の新しいパートナー「さやか」!いたいた、こんな人!(爆)懐かしい〜っ! 

≫Plains of Passage(Jean M. Auel)
エイラ4巻。