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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2002年09月06日(金)
Ransom/別世界物語(1)

感想up:あかんべえ(宮部みゆき)

●読書中:Ransom(Julie Garwood)
半分を越えたあたり。ふぅ、ここまでくればもう安心。残り250ページくらい、週末で一気に読むぞ!(≧▽≦)
パーティーシーンがおもしろ〜い!スコットランドらしく、家ごとの服やマントの模様が決まってて、客であるジリアンが何を着るべきかって問題が。そうしたらブロディック・ブキャナン(ヒーロー)が「ジリアンはブキャナンの色を着るんだ。そうでないと、兵士たちが混乱する」。
上手いよねェ。おいしいわ、このシチュエーション!こういう文がスルっと挟まるって面白い!・・・つまり、ジリアンは周りからブロディックの奥さま扱いされてるわけ。'Milady(奥方さま)'と呼ばれて、ブロディックの部下の兵士たちに護衛されてアレックの両親の土地まではるばる来たわけで、今更ジリアンが別の模様を着るとちょっと・・・という状況。

あ、でもまだ二人はなんでもありません!(ぶぶっ)正統派のロマンス本では、まちがっても野営する場面なんかの行間を読んではいけないのです。ちゃんとジリアンの怪我が直ってからでしょう!(笑)今のところ本人たちは、色々問題があって自由に身動きが取れなくなっているみたい。周りが先に盛り上がってて、肝心の本人たちの関係があまり進んでない感じ。この流れで行くと、最後はジリアンはブロディックと一緒にブキャナンの領地に帰って暮らすのが「ハッピーエンド」なんだろうな。うん。

●読書中:『沈黙の惑星を離れて:マラカンドラ火星編 別世界物語(1)』(C.S. ルイス)
Out of the Silent Planet:Malacandraの新訳。
<内容>
地球よりはるかに古く美しい別世界マラカンドラ(火星)で、言語学者ランサムは、驚くほど知的な生物や、霊的な存在と出会う。香気あふれる、独創的ファンタジーの傑作。奇想天外社79年刊に基づき、読みやすくした新装版。

『九年目の魔法』に出てきたC.S.ルイスの別世界物語の1巻。ナルニアは前から好きなのに、双璧と言われるこちらは読んでいなかった。冒頭はイギリスの田舎道を男が歩いているシーンから始まる。これがどうやって火星に繋がるのやら・・・?さて読もう。
 ≫『九年目の魔法』に出てきた本(一覧)