2007年12月11日(火)



過去の日記の中の私は、あの子のことが大好きで、
両親のことは大嫌いなくせに大好きで、
一生懸命、日々を幸せに生きていた。



見えなかったものが見えるようになり、
見えていたものが見えなくなった。

幸せを知らなかった過去の自分は苦しんでいるのに
とても幸せそう。
なんでだろう。

妙に泣きたい気持ちになる。
周りとの繋がりの薄っぺらさ、
一人ぼっちには感じないけれど、
中途半端な薄さが、より悲みを深くさせる。
いっそ、何にも無かったらよかったのに。
一人ぼっちだったら良かったのに。
そうしたら、ぽろぽろとこぼれでる寂しさのかけらを、
他人から「またか」といううんざりした目で見られることもないのに。

中途半端なんだよ。
心の底から湧き出たものでなければ、いらないし、見せないで欲しい。
惨めになるのは自分なのに、わかっていながら、
その中途半端な優しさが欲しくて、
中途半端に寂しさのかけらをポロポロとこぼしていく。

本当に、頭が悪い。




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