TAKE-Two diary

2005年06月14日(火) 東京三大煮込みは伊達じゃない

下町料理、そして居酒屋料理として定番のモツ煮込み。
煮込みを出す居酒屋の中でも、「東京三大煮込み」と讃えられる居酒屋があります。
大はし(北千住)、山利喜(森下)、そして岸田屋(月島)。

月島に住んでいるからには一度は行きたいと思っていた岸田屋。
やっと訪問する事が出来ました。だっていつも満席で入れなかったんですもの。

興味をもったのはかなり前でしたよ。
月島に引っ越しが決まった時に色々調べていたら、漫画「美味しんぼ」にでてくる
名店がある、という情報をネットで見たのがきっかけでした。
漫画喫茶に行った際、
「よし、今日は岸田屋がでてくるまで美味しんぼを読み続けよう!」
と思ったら一巻ででてきてズッコけた思い出も懐かしい。

そんな事より岸田屋ですよ、岸田屋。
18時にはだいたい満席ですので、17時半頃入店。6割程の入りであっさり座れました。
おかみさんと娘さんが笑顔で迎えてくれました。何となくほっとします。
とりあえず生ビールです。当然です。カミサンはウーロン茶です。
で、「牛煮込み」「肉豆腐」「ぬた」、あとは「銀ダラ煮付け」を注文。
思えば、ほぼ先日のアド街で紹介された通りの注文ですね。
アド街を見た観光客だと思われたかしらん。

わくわくしながら食べてみたのですが、どれも期待を裏切らない美味しさ!
なんかね、幸せになる味。それ以上は言えん。表現できん。とにかく幸せ。

店内を眺めると、実に味があります。
コの字のカウンターには常連さんらしき人が和気あいあいと会話を楽しみ、
そのカウンターの中の棚には猫が寝ています。ぬいぐるみかと思ったよ。
天井には薄くなった魚拓が所狭しと貼ってあり、壁にはってあるポスターも
年期が入っている。よく、遊園地のアトラクションで昭和を狙った作りものがありますが
ここにあるのは正に本物。柱時計がボーンボーンと時間を教えてくれるし。

私たちが入った10分程後に二人組のサラリーマンが来店。
あ、席がないなー、と思ったその瞬間に、横に座っていた常連さんらしき人が
「あ、ここ開きますよ」と言ってお会計。
その後もお客さんが入ってくると客が進んで席を空けたり詰めたり帰ったり。
感動ですよ。常連って言うのはこういうものなのだなぁ、と。
とかく「俺は常連なんだから席くらい空けろよ」みたいな勘違い常連が多いですから
こういった素敵お客様を見るだけで感動してしまいます。下町っていいなぁ。

一通り食べ終わった頃。18時過ぎでしょうか。表には待ちの列が出来始めました。
本当は「はまつゆ」や「いわしのつみれ汁」が飲みたかったのですが、
ここは気持ちよく席を譲ろうと会計をしました。常連ぶってみたい年頃なの。
上記おつまみとウーロン茶、生ビール中、熱燗一合で3200円。安!

何とも幸せ気分で帰路に着きました。
カミサンも「月島で一番好きな店になった」とのコメント。
徒歩5分で名店に行ける幸せ。また行こう、と誓ったのでした。


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