暗号 − Homepage



2003年01月05日(日) そんな風に笑ったりしないで。



もう、何を書いたらいいのか分からなくて。

あたしはあの子のおうちに行った。
今日、の、朝。
あたしは、あの子に、会った。

あった。

あのこ、が、あたし、の、めのまえ、に。

いた。

涙が出そうになったけど、そんな事したらみんなが困る。
握った拳の力を強めた。
血は出なかったけど、出れば良いのに、とは想った。

あのこは変わらなかった。

あたしは、あきらめるつもりで今日あの家に行った。
あのこが出てこなければ、あきらめようと想ってた。
あの子の重荷になんかなりたくない。

扉を開けて、奥の部屋に入って。
おばさんといろいろ話した、二人っきりで。
あのこは居なかった。
ズキズキ心が痛くて、でも正直、きっとほっとしてた。
だって私、笑ってた。
5分くらいだったかな。
その後、後ろの扉が開いて。
あの子の、顔が、そこに。

あのこが、そこに、いた。

笑って、「Aかと思った」って。
私の半分くらいしかないAちゃん。
細いあの子とあたしを同じくらいだろ。って言って笑ったあのこ。
あのコロの、あの子だった。
あたしが未だ愛している。
あのコロの、あのこ。
あなたの笑顔だけは間違えない、絶対。
どんなに遠く離れてても、何年も月日が流れても。
あなたの笑顔だけは、絶対、絶対忘れない。
間違えない。

あなたが好きデス。

あいしてる。

いとしいいとしいあのこ。

そんな風に笑わないで。
そんな風に抱きしめないで。
あんたの腕も体温も、どうしてあのコロのままなの?
髪型は変わっているけれど。
あの笑顔も、腕も、体温も、匂いも、声も。
全て、どうしてあのコロのあなたのままなの?

どうして。

あたしはあんたを忘れる為にあの家に行ったのに。
あたしはよけいに、あなたを愛しく思ってしまった。

どうせもうすぐあなたは遠くに帰ってしまうのに。

あたしはあなたをあたしのものにしたい。
あなたが好きです。
あいしてるの。
どうして。

どうして。どうして。どうして。

あたしは下手な笑顔を浮かべる事が精一杯で。
あなたは知ってたんでしょ?
あたしが未だ貴方を忘れられないでこんなに馬鹿みたいに想ってる事を。
だったらそんな風に笑わないで。

お願い。

あたしのものにならないなら、お願い。
あたしにその笑顔を見せないで。
そんな風に抱きしめないで。

おねがい。



あたしは暫くお休みします。
あの子の事も、ちゃんと考えなければいけないし。
なにより、凄く疲れた。
あたしはお休みしなければ。
こんな体でまた無理して貧血で倒れたりしたら、それこそ笑いものだ。

昔からそうしてきたし、今もそうだから、
明日になればまた笑ってるし、日記も書く。
でもあたしは、あのこに会うまでのあたしでは居られない。
同じように笑って、おしゃべりして、言葉を綴るけれど。
それはまったくもって無意味な事をあたしは知ってる。
みんなもわかるでしょう?
分かってくれなくてもいいけれど。

誰も悪くない。
離れていったあのこも、そうさせた周りも。
いまだそいつを想っているあたしも。
誰も悪くない。
しかたのないことだったんだ。
誰も過去は変えられない。
だいたいあたしはあのこと出逢った事を恨んだり悔やんだりするつもりはない。

触れて欲しくない心も想いも。
誰にも見えないところで抱えてあたし自身が癒していく。
そうするほか、あのこを忘れる術が無い。
ほんとうは忘れたくない。
だけどそんなの悔しい。
どんどんあいつのために衰弱していくみたいで。
そんなあたしが馬鹿みたいで、恐い。
あの子でいっぱいになってどんどん弱っていくあたしが嫌だ。

あのこの影ばかり追ってるあたしが嫌だ。
あの子を忘れてしまいたいと思う事より、
自分が消えてしまいたいと想う心の方が強い自分が恐い。

それでもあたしはあのこをあいしてる。

どんなに傷を癒しても、例えあのこを忘れても。
あたしがあいしていたことにかわりはない。
そうして、あのこがまたあたしに笑顔を見せた時、
あたしはまたあのこをあいしてしまうことも。

あたしはきっと一生あのこだけを愛していく。

それでもあたしはきっと、あのこを責められずに。
自分だけを責めて自滅していくんだ。
カッコワリィ。

あたしの「幸せ」は、そんなんじゃない。
苦しい事じゃない。
生きる事じゃない。
辛い事じゃない。
死ぬ事じゃない。
楽しい事じゃない。
愛や友情がある事じゃない。
なにもないことだ。
なにもなければあたしは傷つかずにすむ。




誰かあたしを掴んで。

でないとあたしは消えてしまう。

助けて。

あたしを掴んで離さないで。







もうすぐ入試ですね。
頑張って下さいv
あなたがどうか、幸せでありますように。






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