☆★まゆの独り言日記帳★☆
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2002年10月03日(木) 僕の神様。。。

この本を読み終わった。。

映画で見た人もいるかな、、、

まゆはこんなに幸せがあんまり描かれてない
ホンに出会ったのは初めてかもしれない。。。

すべてがたぶんその頃を
そのまま描いたんだろう。。
現実にあった。。たしかな悲劇。。

ユダヤ人迫害。。

ナチの弾圧のなか生きるちいさなちいさな
子供達のお話。。。

冒頭にかいてあった。。
心に残る一文をここにかいてみます。。

「残酷に削られていくゆりかごの中から。。僕は僕と同じように
未熟で脆弱な世界を垣間見、、父母の笑い声の変わりにナチの冷たい
靴音をきいた。。。」

「何もかもを失い何もかもが変化しようとしている
そのときにただ偽すすべもなく」

「しかし生か死か、突きつけられた選択は僕の心をさいなんだあげく
無限の世界へ解き放った」

「僕はまだほんの子供だった。。
よくも悪しくも、ちっぽけな十一歳の少年で、
嵐に舞う木の葉よりも、地を這う虫たちもよりも無力な
存在だった。。。そして信じられないほど無垢だった。。」

『世の中が赤黒くただれていくにつれて、、なぜか心だけは
透明度を増していく。。死を身近に感じれば感じるほど。。
一日の密度は濃くなっていく。。」

「月の光。。花の露。。友達の笑顔。。小川のせせらぎ。。
なにのかもが鮮やかで。。それでいて暗い悲しみをひめていた。。」

「償いと感謝をこめて。。僕はその一日一日の記憶を呼び起こそう」

「あの十一歳の夏、、僕が生きた証、、僕が僕であることができたわけを
もう一度しっかりと心に刻んでおくために。。」


一度見てみてほしいな。。。
今度映画も見てみようと思う。。


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伊藤真由 [MAIL] [HOMEPAGE]

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