朝日新聞(平成15年5月1日朝刊・東京版)に戸枝の記事が載っていました。
他区でも若い方が頑張っているのは励みになります。 政治改革のための新しい流れが確実にできつつあるようです。
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【20代区議 各地で躍進】 http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?kiji=2066
統一選後半の区議選で、20代議員が相次いで誕生した。当選者は前回より6人多い23人、トップ当選は前回より4人多い6人にのぼった。銀行員などから転身した若い候補者たちは、組織的な支援もない中、友人たちとの手弁当の選挙で当選を勝ち取った。
「今回多くの人の支援で当選できました。今、まさにスタートについたところです」
開票日から2日後の30日朝。大田区東雪谷2丁目の東急池上線石川台駅前にはハンドマイクを握る田中健さんの姿があった。25歳9カ月。改選21区の当選者837人の中で最年少だ。
大学卒業後、大手都市銀行に就職したが、「あまりの組織の硬直さに絶望」、昨年10月に退社した。
学生時代から住み続けていた地域の活性化のために貢献したいと思い区議選への立候補を決意。昨年11月から駅前で午前7時から2時間、昼間はスーパー前などで1時間、夕方にまた駅前で2時間と演説を始めた。
「今の行政は教育や福祉が遅れているのではないでしょうか」
民主党公認で立候補したが、組織的な支援はない。大学や銀行時代の仲間らのカンパで選挙運動を乗り切った。
「4年に1回だけ有権者に頭を下げるのではなく、今後もみなさんに話しかけていきたい」。演説はずっと続ける予定だ。
北区議選でトップ当選した戸枝大幸さんは25歳10カ月。自民党代議士の小渕優子氏の秘書を昨年12月まで務めた。自民党公認で立候補する予定だったが、地区割りをする党の方針が、全区民に訴えかけたい自分の考えと折り合わず、公認申請を辞退し、無所属で立候補した。「北区をもっと若い人がすむ魅力的な区にしたい」。
練馬区議選で5位当選を果たした野島小百合さん(28)は、派遣会社の社員だった。
派遣先の大手不動産会社で正社員になれる道もあったが、区議選への道を選んだ。7年間の会社勤務の中でストレスに襲われ、食事ものどを通らないこともあった。ほかにも苦しんでいる人がたくさんいると思い、ストレス社会の中で、安心してほっとできる街をつくりたいと思ったからだ。
練馬・生活者ネットワーク公認。「当選は信じられない快挙。高齢者や子供の問題とともに、働く女性のストレスを受け付ける窓口の創設も考えていきたい」。
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