今朝の駅頭は、激しい強風のなかでやってました。 こんな日の駅頭は手がかじかみ、寒さであごの筋肉が麻痺します。 ここまでくると、気合いです。 夕方からも、赤羽駅に立って街頭活動。
正午には、米国のイラク攻撃が始まっています。 米国を支持するかしないかは、この国にとっても、 この先10年の国益・国策を決定づける決断です。
こういった決定がなされるプロセス、議論のあり方に、重大な疑義があるのが、いまの政治の姿だと思っています。 この決定に至るまでの議論を避ける姿勢、 「その場の雰囲気で決める」こう言い放つ首相の姿というのは、あまり感心できるものではありません。
説明責任を果たすのが政治に本来求められている姿だと思います。 米国を支持するにしても、十分な説明を果たしているとは、現状では言い難いものがあります。 米国支持で、日本もテロの対象となりうる可能性も十分あります。 国民の生命財産を守るのが国の責務でありますから、そのリスクを国民に負わせることにもつながる決断は、それ相応の説明責任が伴うはずです。
説明責任も、広義の情報公開といえます。 情報公開の重要性が叫ばれることと、政治のリーダーシップが求められることとは、 表裏一体の事象です。
イラク問題を巡る一連の政治の流れにも、 この国の政治のあり方の問題点が多く浮き彫りになっていると言えます。
今朝は、このことをどうしても訴えたかったので、風にも負けず駅に立っていました。 おかげで、なんとなく風邪気味です。

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