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2002年10月03日(木) おとん、おかん

それは15歳の夏休み

初めてのアルバイト。本屋さんだった。

確か時給は¥550

初めての給料をもらった時、お金をもらうことの大変さを身をもって知った



それは20歳

初めての正社員。

寮に入り、会社という組織の一員に。

上司がいて、先輩がいて、同僚がいて。

責任のかかる仕事をすることの大変さを身をもって知った




掃除、洗濯、食事の準備、休みの日は余裕でできても

仕事の日はそうはいかなかった

あちしは独り者だから、もらった給料は全部自分のモノ

全部使い切るような生活をしていた

今考えるとハッキリ言ってムダ使い



そして今

朝起きて、出社して、帰ってきて

ゴハンが出てきて、お風呂が沸いていて、洗濯物ができている




おかんはスゴイ。仕事をして、全部をこなしている

おとんはスゴイ。仕事をして、協力を惜しまない

もらった給料も、自分達は我慢して子供のため使ってくれた




バイトをした時も、始めて社会人になった時もそう思ってた

なのに、いつしかその『すごさ』を当たり前のように思い、忘れかけていた

再就職して、『すごさ』をまた再確認した

両親に思うことは『尊敬』と『感謝』






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