アグレッシブ↑ゴーゴー↑
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それは15歳の夏休み
初めてのアルバイト。本屋さんだった。
確か時給は¥550
初めての給料をもらった時、お金をもらうことの大変さを身をもって知った
それは20歳
初めての正社員。
寮に入り、会社という組織の一員に。
上司がいて、先輩がいて、同僚がいて。
責任のかかる仕事をすることの大変さを身をもって知った
掃除、洗濯、食事の準備、休みの日は余裕でできても
仕事の日はそうはいかなかった
あちしは独り者だから、もらった給料は全部自分のモノ
全部使い切るような生活をしていた
今考えるとハッキリ言ってムダ使い
そして今
朝起きて、出社して、帰ってきて
ゴハンが出てきて、お風呂が沸いていて、洗濯物ができている
おかんはスゴイ。仕事をして、全部をこなしている
おとんはスゴイ。仕事をして、協力を惜しまない
もらった給料も、自分達は我慢して子供のため使ってくれた
バイトをした時も、始めて社会人になった時もそう思ってた
なのに、いつしかその『すごさ』を当たり前のように思い、忘れかけていた
再就職して、『すごさ』をまた再確認した
両親に思うことは『尊敬』と『感謝』
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