きょういちにちの仕事をおえ、東京駅発の車内でようやく座りぼんやりしていたわたしはふと、目の前におおきなお腹をした女性がいることに気づきました。 ゆったりした上着にかくれているものの、Gパンの足のラインからは不自然にふくらんだお腹、年齢は少々いっているかもしれないけれど、妊婦さんなのでは?でも、はっきりとは断定できないわ、だってびみょうにぎりぎりのライン、もし違っていたら。。いったいどちらなのかしら? そして。。そしてなにより、いちにちの疲れでしょうじきへとへとへとへと。できることならこのまま座っていたいのもたしかなのよ。。
てなかんじでさんざん迷ったあげく、やっぱり妊婦さんだと思うしわたしにもお腹のおおきいともだちいるじゃん。と新宿で「あの、座りますか?」と声をかけたのだった。
したらそのひとは一瞬きょとんとしたあとに、「あはは。違うの。これ自腹。」とおっしゃったのです。
ぎゃーーーーーー!
ほんとにすみません。。!
しかしこののち奇跡が。
「わたしもやったことあるの。ありがとう。出てるよね(お腹が)。」とわらいながら言ってくれたその女性とひたすらあやまるわたしはなぜかともにテンションがあがってしまい、いつの間にか手をにぎりあってわらっていたのだよ!(もちろんわたしはあやまり続けながらだょ?) それはこの東京の空の下一瞬出会っただけの人間の間にうまれた、それはふしぎな一体感、一瞬の奇跡でした。(車内にもふしぎ〜なくうきが流れていました。)
そのひとは最後に「どうもありがとうね。」とわたしのひざに手をおいて、阿佐ヶ谷のホームに消えてゆきました。
夜空がいっしょにわらっていました。
なんちて。
うはぁ。。
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