パペットマペット単独公演「パペットマペット vol.3 〜中野ザ・パペット〜」@中野ザ・ポケット。
パペットマペットのvol.シリーズとしては一応これが最後だそうです。 目に見えてチケットがとりづらくなってるパペマ。 前回より全然会場も大きいのですが、それでもお客さんがいっぱい。 通路にお座布団も出てたし、立ち見もあったようです。
以下は簡単に流れと感想。
●漫才 前回のライブで「めざせM-1!」ということで漫才をしようというコーナーがあったんですが、今回はその漫才を披露。二人で派手な赤色のお揃いジャケットを着て、うしくんが作った漫才をやってくれました。 ただ、かえるくんがその出来に満足しておらず…「毒が足りない」ということでアレンジを加えたバージョンを。うしくんが虐げられる度にキロバトルが上がる仕組みになってるから、とどんどんバイオレンスな漫才に手直ししてました(笑)。
●ゲームのコーナー うしくんとかえるくんがPS-one(あの液晶画面がついてるやつ)でゲームをやる、というコーナー。マリオの1-1って難しいねぇ…というほどアクションに向かない二人なので心理ゲームをします!ということで、ガチで心理ゲームを。その心理ゲームのキャラクターがブタのキャラクターで(笑)「相性が分かるだブー」という語尾に二人が「…いいゲーム買ったねぇ〜」としみじみ。 2つ用意したコントローラーを活かそうということでうしくんとかえるくんの相性判断のゲームをやったんですが(デートのときどこに座る?とかそういうのを延々やる)、結果相性度が「60%」。 その結果にかえるくんが「…微妙〜。ありえねぇー。0か100だろ!こういうときは」(笑)。 しかし個性の違うもの同士が出会ったことが運命であり、お互いがぶつかり合うことで分かり合える…という判断結果の文章を読むうちに当たってるんじゃない、これ?ということに落ち着きました。
●トークのコーナー 今回のゲストはなんと覆面女子プロレスラー、ノキアさん。 覆面同士…ということなんでしょうか。ノキアさんは大のお笑い好きだそうで、事前アンケートの「好きな芸人」の答えが「ゴリ」。動物好きということでいいんでしょうか?とはうしくんの弁。 ノキアさんがお土産に、ということでノキアさんの覆面のミニチュアのキーホルダーを。ノキアさんはかえるくん派だそうでかえるくんにその覆面を被せてあげようとしたんですがサイズが合わず(というか目の位置がありえないと言ってた)、なんとかうしくんの鼻の部分がかぶれる大きさでした。 しかしその覆面を被ったうしくんが可愛くてねぇ!ノキアさんの自己紹介ポーズ「ノキアです!(と言って胸の前で腕を合わせる)」をそのままやると尚可愛いの!! ノキアさんは基本的にいい人でした。「僕たちの目を見て話してくれるんだよねぇ〜普通の人ってどうも僕達の上空を見て話すんだよね」とかえるくん(笑)。しかし二人の手を指扱いするので、「これは手です〜ッ!」と何度かキレてました。 あとうしくんが猫にさらわれた話が面白かった。二人でお昼寝してたら、部屋に入り込んだ猫がうしくんを咥えてだーっと走り出したんだそうです。「そのときかえるくんはどうしたんですか?」というノキアさんの質問に、「"あーっ!"て」と口を大きく開けるかえるくん(笑)。
●ラジオのコーナー これも恒例のラジオのコーナー。HPで募集したお悩み相談と懺悔を読む、という趣旨だったのですが、お悩みがあまりにヘンなのと懺悔と称してただの犯罪行為の告白がいっぱい送られてきた、ということで短め(笑)。 歌はオンエアバトル前司会者の高山さんがパペマ宛てに送ってくれたという「モーモーサンバ」(だっけ?)をかけてました。
●コント 今回もED映像が終わってから、コントのために再登場してくれました。 オール新ネタ(ですよね?)。私が好きだったのは、「料理」シリーズと「番号」でした。相変わらず唐突に覆面さんが参加するコントになるとハッとしちゃいます。
----- OPとED映像は前回と同じ(というか私が見てないvol.1から同じだったのでしょう)。 各コーナーの合間に流れていた「はじめての」シリーズは、パズル・ドタキャン・擬態・居留守・お風呂だったかな。二人のお風呂は話には聞いてたけど実際に映像で見ると可愛すぎです。されるがまま(笑)。 あとはパペットマペットの偽者出現!ということで偽者が暴れまわる映像がありました。うしくんとかえるくんも偽者なんですけど、ちらりとしか写ってなかった…。かえるくんの色がヘンにリアル色だったことだけは分かりましたけど(笑)。
やっぱり可愛いものには癒されるわ…うっとり。という素敵な時間だったのですが、今回ちょっとライブの雰囲気を壊す事件がありまして…。 どうもファンの間で有志で集まった方々がパペマにお花とプレゼントを渡したいということで、エンドトーク中にいきなり客席から降りてきて(最初にも書きましたが通路まで人が座ってたのにですよ)舞台に上がってしまったんですね。後に公式HPであれは事前に承認を貰ってましたという当事者さんのコメントがあったんですが、肝心のパペマさんが聞いてなかったらしく、ライブの流れがぶちっと切れてしまったんです。 この件についてはまた別の機会にいろいろ言いたいと思いますが、今回のこの件でライブの最後にせっかくの楽しい雰囲気が一気に冷めてしまって、とても残念でした。舞台に観客が簡単に上がる、という行為がどういう意味を持つのか少し考えてほしいです。
という風にちょっと後味が悪かったんですが、パペットマペットのライブ自体はとても楽しいものでした。これだけしっかりパペマが見られる機会というのが本当にないので… 前にも書きましたが、パペマはトークもちゃんと出来るし切り返しも上手だし、いろんな動きやいろんなツッコミやいろんなボケが出来るのですよ。 テレビではほんの少ししか時間を貰えないタイプの芸人さんですが、是非一度見てみて下さい。「ちいさきものはみなうつくしきかな」というだけではなく、ほのぼのとあははを同時に経験できる貴重な存在だと思います。 |