恋文
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山の頂上から 駆け下りた そのまま空中を滑ってゆく 朽ちかけた古城の塔が見えている
砂の上に湧き水が現れて みるみる川になった 真っ直ぐ底まで見渡せる透明な水 すっともぐって行った
海は果てしなく遠浅だった 漁師たちが帰ってくる影が黒い 少し沖まで歩いてみた
ホバリングする飛行機から降りてきた ロボットのような魔術師が わたしのマフラーに赤いリボンをつけたら 編み込みのショールになった それをもう一度触ったら 次にはニットのワンピースになった
貰って帰ったら雑貨店に女友達がいて いくつか化粧品を買ってくれた あとで教えてあげるね、って
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