
以下、何気にマジメなほざき。
親密さはロマンスではありません。ロマンスは相手についての夢が土台になっていますが、親密さは、自信を持って先に進んでいけるような形でハートと理性とエネルギーを真にわかちあうことです。
親密さにおいて次の一歩を踏み出す準備ができると、それは人生にイエスというのと同じ効果を持ちます。つまり、前進します。成長します。
(略)たがいに「つながる」ことで問題は新しいレベルの体験に変化するのです。関係の中で次々に問題が生まれては癒されていくにつれて、喜びも、与え受け取る能力も高まります。
これを自覚して実践していけば、分離が生まれるごとに気づくようになり、また新しい愛と親密さでパートナーとつながることができるでしょう。
チャック・スペザーノ著『30日間で理想のパートナーを見つける法』
男性が夢見ている(と女性が思い込んでいる)「ファンタジーとしての女」を演じている女性たちって、本当に多いんだなぁと実感レベルでわかったのは、ここ1年くらいのことである。
もちろん、見た目や内面を磨けば、その女性の魅力はアップし、結果として意中の男性と恋愛関係になることも可能ではある。
けれど最初は、それはあくまで彼女たちの言うところの「自分磨き」であって、「自分が気持ちよくなるために」「自分が綺麗になるために」「自分が賢くなるために」外見や内面を磨いているのだと思っていた。
けれど、どうやら違うらしいのである。どっちかというと、自分のため、というよりも「相手のため」、言い換えれば、「愛されない不安」が原動力になっている人たちのほうが、割合的に多いように見受けられる。(例;最近の例でいえば、いわゆる「エビちゃんOL」の増加などがわかりやすい。)
もしかすると、彼女たちは、資本主義的・メディア的な「ロマンス」を求めているのかもしれず。だからこそ、その「ロマンス」に相応しい「ファンタジーとしての女」を上手く演じることへと意識が向いていく、という心理的なプロセスがあるのかもなぁと思ったりした。けど、ここは単純に「愛されない不安」と考えておいたほうが良さそうである、根本的動機として。
ということで。
「無理して男の妄想に付き合ってあげる必要なんてないんだよ、優しい女性のみなさん」と思った今宵でありました。