過剰書き日記
宝塚歌劇など、自分のはまっているものについて、書きたい放題しています。

2008年02月21日(木) 続・星の金貨(最終回)

安蘭さんの好きな竹野内豊がかっこいいです。その(血のつながらない)兄役の大沢たかお、かっこいいとは思わないけど、男役的な人だと思いました。クサい台詞が違和感ない所が。主人公・彩(酒井法子)に向かって、

「君にたくさんの星を降らせることはできないだろう。でも、ただ1つの小さな星なら、小さな金貨なら、君のこの手に握らせることができるかもしれない」
「雪が降れば、それが君のウェディングドレスになる。君の目に星を降らせる」

なんて、普通言わないよねー(笑)。でも、大沢が言うと、「ぷっ」てならないで、真面目に聞いちゃうんです。雰囲気が優しげで、現実感がないからかな。そう、「生々しくない」のが「男役的」と感じたのかも。私は一瞬「たくさんの星を降らせることはできない」=お金をあまり持ってない、とゆがんだ解釈をしてしまいましたが。

彩役ののりピーの演技も印象に残った。主役に台詞がないって、とんでもないドラマですよね。にも関わらず、目や表情、手話で感情を表し、見るものを引き込む。特に、眩しそうな目がかわいい。あのはかなげな雰囲気がたまりませんね。秀一(大沢)の死を拓巳(竹野内)から知らされたときと、秀一の墓の前で泣き続けるとき、ラスト星空の下で秀一を想うシーンは思わず泣きそうになります。

見ながら、次の展開が読めたけど、その「お約束」感が心地よい純愛もの、という点で、作品自体も宝塚的と言える。秀一が矢上(沢村一樹)に殺されて、もしや角膜提供者になるのか?と思ったら当たったし。秀一の後を追おうとする彩を止める切り札がお腹の子どもなのは、検査結果を見た医師の表情、以前2人が一夜を共にしてることから予想ついた。空港で拓巳が赤いバラか白いバラか選ばせるシーンも、もしやどちらも白だった?と思ったら後でそうだと分かった。

あと、現実離れしてる所も…。秀一が矢上に刺されたとき、止血しないで彩との結婚式場に向かうなんてあり得ないから。て言うか、運転手さん、血に気付いてよ。早く手当てしてれば助かったかもしれないのに。

大沢だけでなく、竹野内もクサい台詞に違和感ない。顔がいいからか。

「時には愛よりも重いものがある。(中略)祈りだよ。ただ相手の幸せを願い祈る。降ることのない星として」
「俺は空の上で祈り続ける。バカみたいにずっとな」

男役トップが惚れるだけあって、ダンディだな…1996年の作品だから、竹野内さんはまだ20代前半でしょ。その若さでこんな台詞が似合うなんて、やるなあ!顔だけの男じゃないね。


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