過剰書き日記
宝塚歌劇など、自分のはまっているものについて、書きたい放題しています。

2002年07月20日(土) 宝塚「プラハの春」「LUCKY STAR!」

今日は待ちに待った(?)宝塚デー…当初は悩んだものの、結局司書講習は早退して東京宝塚劇場へ。
出席日数が足りそうだし、始まってみたら結構(少なくとも実務経験者には)やさしい内容が多く、休んでも大丈夫そうだったので、講習会場を一足お先に抜け出し、宝塚歌劇星組公演「プラハの春」「LUCKY STAR!」へ。

「プラハの春」
まず「ちょっと…」なところから行くとゴルチェの衣装が違和感ありまくり。主人公の外交官、大学生たちがホストに見える…政治運動をがんばっている!大学生があんな華美な服着てるわけないって。ま、これはどちらかと言うと「微笑ましい」所。チェコの話ゆえに、チェコ出身のミュシャの絵(もどき)が背景に使われていたが、違うよ!確かにミュシャの絵の女性は肉感的だけど、あんな横幅を感じさせちゃだめだって。

上記のような不自然さはあるものの、本編は割と満足かな。冒頭の音楽で、ロック調→モルダウ→演歌調(の主題歌)という木に竹を接ぐような離れ業編曲。すごい。この節操のなさがたまらないね。そして東欧の話なのに主題歌がもろ演歌(笑)(やたら「モルダウ」かけまくってるのもなあ。スメタナみたいな芸術音楽が庶民の感情を表してると言えるのか?)。宝塚のこういう牽強付会な所が好きなんですけどね。
以下、主な出演者について(ストーリーは気が向いたら書きます)。

トップ・香寿たつき(日本人外交官堀江役):演歌唱法ナンバーワン!でもうまいし、写真で見るよりきれいで存在感があった(最初トップにしては地味な人、とあまり期待してなかった、ごめん)。

カテリーナ・渚あき:かわいい声なのにちょっと暗い声質が、内に情熱を秘めた意思の強い役に合っていたと思う。外柔内剛、健気にがんばってます、という感じ。ただ、そのせいかショーでの華やかさには欠けるけど…。

ヤン・パラフ(学生運動のリーダー)・安蘭けい:MXTVの番組で見ていたので楽しみにしていたが、期待通り、期待以上によかった。身のこなしがシャープで、表情に気迫があって、(安易にこの形容詞使いたくないけど)かっこいい。歌もうまい。意外と背は低かったけど、それを補って余りあるパワーがあった。男気があって好みです。も1つ驚いたのは、トップより出て来た時の拍手が大きかったこと。ファンがムキになってるようで、ちょっとコワかった。

ヘス中佐(運動を弾圧する秘密警察の人。敵役)・夢輝のあ:金髪、軍服…遠くから見るとマリス時代のGacktみたい。黒い軍服姿に颯爽とした身のこなし、オペラっぽい発声で歌う所が余計Gacktっぽい。でも、後でパンフで素顔を見たら、ほんわかしたかわいい人で、笑いのツボにはまった。だって、いかにも女の子なかわいい顔してるのに、軍服でカツカツ歩いて粋がってるなんて、なんだか間抜けでかわいいよ。ぷぷぷっ。

「LUCKY STAR!」
主題歌のサビ「LUCKY STAR!輝く星はLUCKY STAR!」。そのまんまと言うか、なんか頭悪そうな歌詞…すごい…でも、帰りはしっかり頭の中ぐるぐる回ってた。かないません。
気に入ったのは、闘牛士みたいな服で男役が群舞してる所。衣装が赤と黒のコントラストで、原色好きのゆかどんのツボだった(別に自分が原色着るのが好きなわけではない)。劇でよかった安蘭・夢輝、トップ香寿と魅力的だった。

という感じで、主な出演者の歌唱力が高かったので、安心して楽しめた。歌だけでなく、トップ2人の演技が意外に面白くなく(褒めてるつもり。「面白い」というのは、クサくて笑っちゃうと言うことなんで)、堀江とカテリーナが現実感のある人物となっていたのも感心した。すごい笑いどころはなかったけど、普通のお芝居として手堅くまとまっていた。
ただ、宝塚の出し物としては現実的過ぎるかな。かと言って歴史ものにしては甘すぎるので、ストーリーにあまりこだわらず出演者の演技や歌を中心に考えれば、高レベルのものだったと思う。


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