星座物語
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| 2004年04月18日(日) |
さそり座(「銀河鉄道の夜」より) |
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」読んだことありますか? 銀河鉄道の夜には、さそり座の話が出てきます。 以前さそり座は、マウイの人たちには、さそりじゃなくて 釣り針として見られてるんですよってお話をしました 他にもさそり座は、オリオンを倒したさそりのお話もあります。 しかし銀河鉄道の夜では、さそり座ができた話の一つとして こんな話が書いてあります。
バルドラの野原に住んでいたさそりは、小さな虫やねずみを 尾の毒針で殺して食べていました。 ある日、野原を歩いていると さそりの天敵である、イタチに見つかってしまい食べられそうになりました。 さそりは、必死で逃げて逃げたのですが ついに追いつめられ逃げ場所は、前にある井戸だけになってしまいました。 さそりは、食べられたくない一心で井戸に隠れましたが 井戸の底へ落ちてしまい、水に落ち上がれなくなってしまいました 必死でもがくさそりでしたが徐々に体力もなくなり おぼれてしまいそうになりました。 その時さそりは、祈りました
いままで私は、数え切れないほどの生き物を殺めてきた しかし自分が食べられる時になったら死にたくなくて 一生懸命逃げたが、井戸に落ちもう助からないだろう なんで自分の体をイタチにあげなかったのだろう そうすれば、イタチも1日生き延びられて助かるだろうに 神様、私の心を見てください 次に生まれ変わってくる時は、こんな誰のためにもならない死を選ばず 誰かの幸いのために私の命さしあげる私の体をつかってくださいと すると、さそりの体は赤い炎に包まれて 天にのぼり星座になったのでした
とものり

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