星座物語
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2003年12月20日(土) マウイの釣り針(ポリネシア神話)

さそり座は、黄道12星座に入っているので有名な星座ですね
美川憲一も「いいえ私はさそり座の女〜♪ 」って歌ってるくらいですからね
歌の中のさそり座の女の人は、何座に間違えられて
「いいえ私は」と否定してるのかとか
「お気のすむまで笑うがいいわ」と笑われちゃう星座なのかよくわかりませんが
とにかくさそり座は、有名な星座ですね(^ー^)
でも昔の日本には、サソリなんていませんし
日本では、さそり座は、なんて呼ばれていたかというと、
「ウオツリボシ」って読んでたんです。さそり座の尻尾の部分を
魚釣りの釣り針に見立てていたんですね
そして、さそり座を釣り針に見立てていたのは、日本だけではなく
なんと!日本から遠く遠く離れた南太平洋のポリネシア人でした
ポリネシアの人たちは、「マウイの釣り針」とさそり座を呼んでいました。
今回は、そのマウイの釣り針のお話です。

マウイは、漁師に憧れる少年でした
自分の船ももっておらず、いつか立派な漁師になることを夢みながら
近所に住む魔法使いのお婆さんの身の回りの世話をしながら暮らしていました
そして、立派の青年になったマウイは、お婆さんに自分の夢を話しました
するとお婆さんは、自分の下あごを外し
「これを釣り針にすれば、大物が釣れるようになるだろう」とマウイに渡しました
さっそくマウイは、夢の実現のために漁師になるため釣り針を作り
漁師をしている兄たちにの船に乗せてくれるよう頼みましたが
断られてしまい兄たちは、マウイをおいて沖に出て行こうとしました。
それを見ていた魔法使いのお婆さんは、魔法を使いマウイを豆粒ほどの小人にし
兄たちの船へこっそり乗せました。
沖に出るとマウイは大きくなり元の大きさに戻りました
急に現れたマウイに兄たちは驚き
陸地に引き返そうとしましたが、引き返そうと漕いでも
陸がどんどん遠ざかっていくので兄たちは、あきらめて
マウイと一緒に漁をすることになりました。
漁をはじめるとマウイは、お婆さんのアゴから作った釣り針を取り出し
釣りを、はじめました。するとまもなくマウイの糸にあたりがきて
船が引きずられるほどの大きな引きとなりました。
マウイは、力の限り引き続けましたがなかなか魚は、あがってきません
一日格闘し続けて夜になり、ようやく魚が水面に上がってきましたが
なんと!それは大きな島でした
水面に来てからも島は、暴れつづけ兄たちは船の上から
ナタや刀で切りつけ島に山が出来たり湾ができたりしましたが
船に乗っていた兄たちは、弾き飛ばされ
船から落ちてしまい船の上はマウイだけになってしまいました。
マウイは、それでも島と格闘し続けついに島を縄でしばり
動けないようにすることに成功しました。
そして釣り上げようとすると、釣り針は糸から切れて
空へ飛び夜空にひっかかり落ちてこないで、そのまま星座になりました。
それがマウイの釣り針と呼ばれる星座なのです。
また、マウイに釣り上げられた島は、そのまま水面に残りました
それが今のニュージーランドなのです。


とものり