星座物語
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2002年10月14日(月) 帝座(中国)

中国では星の数は生きている人の数としていて
一人一人自分の星があると信じられていました
徳が高かったり身分が高い人は、明るい星であるとされ
中でもヘラクレス座のアルファ星は帝座と呼ばれ
皇帝の命運をつかさどる星とされていました
そのため星を観察する専門の係りがいて
帝座に見慣れない星が現われると
皇帝に暗殺者が近づいているとか不吉のしるしとして
皇帝に忠言する仕事を行っていました

ある日後漢の光武帝が書生(学生)だった頃
ともに学んでいた秀才の厳子陵を
自分が皇帝になったので探して自分の下で働いてもらおうと
呼び寄せました
昔話に花が咲き酒を飲み、そのまま床をならべて寝ました
すると、寝相の悪かった厳子陵は、光武帝のお腹の上に
足をのせてしまいました
翌朝、天文観察係の役人があわてて宮殿にやってきて
光武帝の前に通されると報告しました
「昨夜、帝座に急に他の星が接近し
帝座を侵しました帝の身は大丈夫でしょうか?」と
すると、光武帝は「昨日我が友の厳子陵がやってきて一緒の部屋で寝たのだ
奴は寝相がわるいからなぁ」と大笑いしたそうです

三国志の時代にも、諸葛亮孔明は、星を見て
多くの武将の生死を正確に判断し、また自分の死も予測していたそうです
今の時代になってみると星と人間の命の関係はないと思いますが
不思議な話ですよね


とものり