目次 モドルススム
2003年09月20日(土) 称された特別な人

高校に入ってからもあたしは、

剣道部に入った。

それは…同じ名前を持つ子への、対抗心からかもしれんね

中学の時から、少しづつ

ヴィジュアル系好きっていう共通点があって

仲良くなっとったけど

新しい場所で、新しい関係がほしかったんかもわからん

半年付き合ったあの人とは

高校に入ってすぐに

別れてまった

別れたっていうにはあまりにもあっけなく

あたしはただ

「ケジメ」をつけたという建前のもと

あの人から逃げだのかもしれん

会えば、必ず体を重ねて、

それが普通になっとるのが、いいかげんに嫌やったんかな…

悲しくなかった
涙も出ずに

あぁ、高校が始まったんやって思えた

でも、最近ほんにんから聞いたんやけど

そのときにあの人は別の女とつきあっとたらしくて

名前だけの付き合いやけど

二股をかけられとることになっとった

いまさらやね。

それから、別れたのを後悔しとるんやて

笑ってまいそう

あたしの涙にきづかんかったくせに
どれだけ傷つけても
平気やったくせにね

そして、元彼のことを「あの人」と称するんはこれが最後。

あたしは同じ剣道部の人と

たぶん これまでで1番なくらい
好きな人と

つきあえとる。

今か、明日か…いつフられてもおかしくない状況やけど

それでもあたしは

好き

たとえ「あの人」があたしを好きやなくても








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