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記録用。

 2006年03月22日(水)   映画感想その2。 

昨日に引き続きおたく感想をまきちらします


あげく李史上かつてない天津一の汚れぶりになって各地を放浪
いくらなんでもこれはちょっとないだろうというボサボサぶりであります
これ今までの李ってこんな汚い人だったことあったっけっか?
そんな時でも私は川にざんぶと溺れたときの足首を見ていたのだった
李を見はじめて随分たつが足首(ひざ下)を見たのってほぼ皆無なので
しかしあんな人が漂着したらそりゃあまあ面倒はみますよね
洗えばサラサラ になるしね(片仮名ってどうよ)川の流れにちょこんと座って
おとなしく髪をすかれている様子が何ともよるべなくて良かった
月慈さんは美しかったねえ 後で思い出せずユエジとか言ってごめん
あと細かいこと言うと初辮髪まきあげ だと思う多分 巻いちゃだめだ!
阿牛(アーニュ)って発音がかわいすぎてどうなのかと思いますが
田植えをムキになってやるのも  あとで植えなおすのも
初年度は風が吹いたのに気づかず 次の年にはきちんと気づく 等も
丁寧な書かれ方でしたね 料理をするのも初めて見た気がする
アクション映画ということを忘れそうなのどかさ しばしのんびりします
お別れで顔にふれる時 二人の間に言語以外の情報がいろいろ詰まってて
あーこの人こういう表現が上手だなあ と思う

戻ってみると街はすっかり様がわり 家には來福さん えらいなあ
生死状を火にくべて墓参りをして 農たんを訪ねたらすっかり洋装していた
そして色々のすえ農たんはやはり元甲につきあうのだった
もうなあ 私こういうところで心が動くよ 何だかんだでつきあうんだな
対決したオブライエンは愛すべきマッチョであった カムォンを連発していた
しかしあんな人と対戦したらそりゃあまあカムォンになりますよね
2メートル12センチと聞くと少し傾きかけますが(悪癖)
今回はいかんせん対戦相手がかわいらしすぎたので無問題でした
最後にはアリガト と心が通ったのだった いいなオブライエン!
というかこの映画のテーマは 真の強さとは何か?について
元甲が皆さんに行動を通じて訴えかけて 皆さんが感化されていく
というお話なのだが 見ようによっては
次々と元甲の魅力にKO(古い表現)されていく映画だといえなくもない
本当オブライエンから始まり月慈も田中も次々と血祭りに あちゃー

そして田中と心が通い合う 田中安野ってそれ名前か苗字か
獅童さんスポーツの人でも何でもないのによくぞここまで!本当すごい
散りぎわのことば「生まれる時は選べないが最期の一歩は〜」は
李本人がお考えになったと聞いてまた涙 なんかガンダルフ級

元甲もさることながら今回の殊勲賞は農たん もとい勁蓀にも差し上げたい
彼はほんとうに元甲がすきなのだなあ もういっそせつないくらい
最期なんて必死に もう試合はやめよう 病院へ運ぶよ なんて言って
あー涙して言ったところで彼は彼の誇りに従うって知ってるのに
あんなにカホゴにしてやって 代筆から借金までいっさい面倒みてあげて
それでもあの魂の輝き あるいは美しさのそばにいられるならそれくらい
他の人はたぶん何でそこまでアホだよ止せよって沢山言ったはず
それでも彼は多分あれのそばにいてやれるのは自分くらいだって思っている
自分が絶交したあと色々あって傷心してどっかへ出奔したと聞いた時は
とても心をいためたに違いないと思う でもあの時はああ言うべきだったし
言ったこと自体は間違っているはずなかった でもあの涙目って(エンドレス)
そしてあのー私が勝手に想像するに たぶん
子どものとき決闘に負けて以来 泣いたことなんてな か った ?(噴)
とかだったら本気でどうしよう もう本当農たん鉄の意志 それだけで殊勲賞
あげく後に料亭もすっぱりたたんで彼の夢のために上海へ行ってしまう
突っぱねられたらどうすんだとかは外野の野暮な考えなんですけど
もう農たんはそんな余計なこと考えずに元甲が自分を必要としているのを
何となく知っていたりすると思う す スマイル?(卓球)(脳内無線)
何より農たんが元甲を必要としていたのでしょうとか思ってもいいですかしら
映画の結末はああだったが あれはあれで良かったのではないかと思う
腐れ抜きで本を読みたい気分 いや腐れていても結構ですけど いや独り言

と言うわけでさっそく予約注文
主題歌はジェイ・チョウ版になるらしいですね まずはひと安心です


mh