綴緝
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2003年07月05日(土) タイトル未定・1

 視線を感じる。
 哀しい。苦しい。……サミシイ。
 知っているような気がした。その視線を。視線の意味を。
 理由がわからないマイナスの感情を。
 何故だろう。身近に感じた。なにかを、忘れている気がした。
 忘れてはいけない大切な何かを。
 覚えも無いのに罪悪感に苛まれた。



 このごろやけに眠い。
 一日中ずっと眠気に襲われている。盗賊いぢめ(夜更かし)をしなくても、早めに寝て睡眠をたっぷり取っても。今もそうだ。
 普段よりトロいペースで歩く。眠気でぼんやりした頭では街道が果てなく続く道に思える。どんなに歩けば、いつまで歩いていれば目的地に着くのか。延々と歩かなければならないような、どこまで行っても道しか無いような錯覚にさえ陥る。
 景色がぐにゃりと歪んだ。
 ――――魔族の結界?
 こんな時に!
「リナっ」
 足がもつれる。体が風に乗ったような浮遊感。
 誰かの声が聞こえた。と同時に二の腕を掴まれた。
 知っている。あたしを呼ぶ声。
 誰の声か思い出せなくても。確かに知っている。知っていたはずだ。
 支えてくれる腕も、優しい眼差しも、あたしを包む心地良い温もりも。覚えているのに思い出せない。なにかを忘れている。誰かを忘れている。
 顔が見えない。すぐ近くにいるのに近付けない。追いかけると逃げる。するりと雲か霞のように。消えた姿を探すと何時の間にか傍にいる。でも、捕まえられない。もどかしくてイライラする。
「リナ! おいっ、大丈夫か!?」
 あたしを呼ぶのは誰?
 あなたは、だれ?

――続く。



気が向いたら続き書きます(……)。ここ更新する前に100質関連やサイトをどうにかしなさい>私。

推敲無しの所謂下書き状態なので文章が粗いです。もっとマシな文を書けないのかと我ながら思います(ならば直さんかい)。しかも書いている今現在、眠くて眠くて。いえ眠いから思いついたネタではないのですけども。ネタ自体は二年くらい前から暖めていたヤツです。いい加減書かないと忘れるので(トリ頭)。ふ。

で。えー……。なんでしょう(もう寝なさい)。サイトの更新諸々はもう暫くお待ち下さい。ここに書いても意味無いか。


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