つの字の褻の日

2003年10月17日(金) 双子出産の費用

=検診代=

単胎の場合、前期は月に一度、後期は二週に一度、妊婦検診があるのが普通です。
保険は適用されず、相場は1回3000円〜10000円というところでしょうか。
多胎の場合、産院・病院・担当医によって異なりますが、だいたい単胎の倍の回数の検診があると思っていいのではないでしょうか。
前期は二週に一度、後期は週に一度、ということです。
私が出産した病院では、単胎の場合の決められた検診以外は、医師が必要と判断した検診ということで、保険適用してくれました。
5000円かかる検診と、1000円で済む検診が、交互にあった感じです。
倍とは言いませんが、単胎に比べれば、通院にかかる費用など含め、お金がかかるのは事実です。


=管理入院=

多胎出産をした人の5人に4人が管理入院しているそうです。
22週で検診に行ったらその場で入院になった、というようなケースは珍しくありません。
その場合は、内診で子宮口が柔らかくなっているのがわかり、切迫早産と判断された訳ですが、そうでなくても、一定の妊娠週数になったら管理入院、と決まっている場合も多いです。
これも、産院・病院・担当医によって違いますので、早い段階で、医師に確認しておく方がいいと思います。

私の担当医は、双子は32週から管理入院と決めているようでした。同じ病院で出産した人でも担当医が違うと、陣痛がおこるまで入院しなかった人もいました。
一絨毛膜か二絨毛膜かによっても、管理入院の確率は変わります。
一絨毛膜の場合、100%に近い率で管理入院になると思った方がいいです。
入院開始週数も、25週から、28週から、30週から、とさまざまです。
また、管理入院中に何事もなく37週を迎えられた場合、一旦退院して、単胎妊婦さんと同じように家で陣痛を待つ、という場合もあるようです。

その場合の費用は、健康保険が適用されます。
多胎の場合、一定の週数を越えた時点で中の人の重さは単胎の場合の臨月を越えてきますので、子宮口の状態などとは関係なく、そこからは自動的に「切迫早産」です。
保険適用ですから支払う金額は2割、3割、であり、更に1ヵ月の支払額の合計が(収入にもよりますが)約7万円を越えた部分は、健保に「高額療養費」を申請すれば戻って来ます。
私の加入している健保では、申請しなくても自動的に給与に付加されて戻ってきました。

大部屋で服薬などなく安静にしているだけの入院であれば、2週間、数万円ですが、私の場合MFICUの個室に入っていましたので、毎日2万ぐらいかかりました。半月に一度の請求額は、20万円を超えていました。
そこでは支払わなければなりませんが、3ヵ月後ぐらいに、7万円を越える部分について健保から返金がありました。

ただ、高額療養費は、月ごとの計算になります。
ものすごーくドンブリな言い方をしますと、

1月21日から3月11日まで入院、費用は1日1万円だった場合
支払いが、1月分11万円、2月分28万円、3月分11万円、合計50万円
高額療養費として戻ってくるのは、1月分4万円、2月分21万円、3月分4万円、合計29万円

1月1日から2月19日まで入院、費用は1日1万円だった場合
支払いが、1月分31万円、2月分19万円、合計50万円
高額療養費として戻ってくるのは、1月分24万円、2月分12万円、合計36万円

と差が出てきます。月をまたがらない方がオトクです。
だからどうすればいい、とか方法はない訳ですが。

また、個人的に医療保険や、生命保険の入院特約などに入っている場合も保険金がおります。
「日額1万円」ってやつに入っていれば、1ヵ月で30万円もらえる筈です。
私は5日目から1日5000円というショボ気味のに入っていましたが、合計で40日程入院したので、十分助かりました。


=分娩=

経膣分娩の場合、保険は適用されません。これは単胎と同じです。
多胎の場合、産まれた赤ちゃんの処置費用などの部分が倍になるので、それなりに割高にはなってしまうようです。が、単純に倍ということはありません。
単胎の場合のプラス10万円〜20万円程度でしょうか。

帝王切開の場合は、健康保険が適用されます。が、あれこれ費用がかかってくるので、経膣の場合と同じくらい、というのが定説のようです。
私の場合、分娩台に乗ってから、手術室へと移動しての出産となりましたので、両方支払いました(涙)。

分娩後は5日から10日の入院が必要になりますが、その部分にももちろん保険は適用されません。
私の場合、出産まではトイレ、シャワー、洗面台、冷蔵庫付きの個室に入院していたが部屋代はゼロ、出産した途端、トイレしかついてない部屋に移されて部屋代毎日1万、というギャップが面白かったです。(1日何度も来てくれていた看護婦さんもぜーんぜん来なくなるし)

帝切になった場合、個人的に加入している医療保険に「手術特約」があれば保険料が下ります。私もしっかりもらいました。


=収支=

ご参考までに、だいたいの金額を載せてみます。

4ヵ月の時、悪性悪阻により8日間の入院
病院に支払ったお金 85,000円

管理入院→出産入院(33日。32週4日に入院、35週4日に出産、産後10日で退院)
(分娩費など一式、帝王切開術代、産後の室料を含む)
病院に支払ったお金 900,000円

健保から、出産一時金
もらったお金 600,000円(300,000円×二人)

健保から、高額療養費
戻ってきたお金 410,000円

個人的に加入していた保険の入院特約、手術特約
もらったお金 380,000円

つまり、黒字。
もらえたり戻ってきたりするのは数ヶ月かかるので、ある程度の現金は必要です。
出産一時金は申請すれば前もって貸してくれるとも聞きました。

双子はミルクも倍、オムツも倍、兄弟間で服のおさがりもなしで常に同時出費。
黒字なんてあっと言う間に消えますが。


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