苦し紛れの言い訳を - 2003年01月09日(木) ねじれた家で生まれ育った ねじれた僕はねじれた家に住む ねじれた常識を教えられて ねじれた事ばかりの毎日をこなした 身も心もねじれて元に戻らない僕を 真っ直ぐな目で君は見据えてくれた。 くすぐったい幸せを僕は手に入れた。 君が大事で大切で仕方なかった。 僕を真っ直ぐ見てくれるのは君だけだと思った。 でも ねじれた愛は君にはもう届かない。 愛と判別されない。 ねじくれた僕はただ涙する。 でも君はほかの誰かを見ている。 でも君はもう僕を見据えることなんてない。 ありえない。 それでも 僕の心は今永遠になるだろう。 息を止めて鼓動を止めて。 君を想ったまま僕は停止する。 さようなら。 愚かな僕の最後の手紙。 ...
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