「陰摩羅鬼の瑕」 京極夏彦/著 講談社ノベルス
いやー・・もう・・・榎関だったなあ(ぼそり)。京関でもあったけど。 だって榎さん「タツミ」ですよ「タツミ」!「関」じゃなくて「タツミ」!(しつこい)。何気に関くんのこと心配してるしー。 京極堂も京極堂で、頼まれもしないのに関口のこと話してるしー。しかも心配してるしー。 関口さん皆に愛されてるのになあ・・・気付いたらあそこまでああじゃないんじゃないかと思うんですがねえ。
以上、腐女子視点からの感想でした(笑)。
ストーリー面の感想は・・・・なんつーかねえ・・・最初の方で分かっちゃったんですよ。犯人も、なぜその人が犯人であるか、も。 だからいつもある驚きが無かったのですな。 自分の予想なんか外れてるかもしれない、外れてたらいいなー、と思いながら読んでたんですがねえ・・・ドンピシャで当たってたんですねー。 予想も推理も出来ないのが妖怪シリーズだと思ってたんで、ちょっと拍子抜けな感じでした。 なので今作は、京極堂がどのように憑き物を落とすのか、を楽しみに読んでたようなもんでした。(それと先に書いたような腐女子視点での楽しみと<笑)
あとは妖怪「陰摩羅鬼」があんまり生かせてなかったような・・・つか今回妖怪あんま関係なかったような気がしたのは私だけ? あの黒い鶴を無理矢理陰摩羅鬼に見立ててただけみたいな気が・・・。
今回3人の人物の一人称だったんですが、久々の関くんの一人称・・・今までに増して卑屈というか、自分を卑下してるというか・・・もうちょっと皆に愛されてる自覚を持ってもいいと思うんだけどなあ・・・まあ周りがあれじゃあ無理ですか。 でも最後は良かったです、うん。雪ちゃんと買い物行ったから(笑)。 関くんがいっぱい出てたのは非常に嬉しかったですね。久々のレギュラー復活で。榎さんもいっぱい出てたし。京極堂は相変わらず見事だし。 しかし全部一人称っつーのはしんどかったっす。
とまあこんな感じですか。なんか批判的なことばっか書いてますが、面白くなかったわけではないんですよ。ただこの度妖怪シリーズをまとめ読みしてしまったんで、続けて読むとこの1作だけ分かり安すぎた感があったなあ、と。 他の方の感想をいろいろ読んでみたら「今回それを狙ってたんじゃないか」みたいなことが書かれてましたが、本当にそうかもしれません。 きっとこの本はそれ以上に重要なことが書かれてたんだと思います。テーマ自体人間の一生のテーマみたいなもんでしたし。
そしてうぶめが読みたくなったり(苦笑)。今は無理だけど・・・(泣)。
最後に本当にどうでもいいことなんですが、大叔父さんの息子は再従兄弟ではないと思うのですが。従兄弟の子供同士が再従兄弟なんじゃあないんですか?これは私の認識違いですか?
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