「塗仏の宴 宴の始末」 京極夏彦/著 講談社ノベルス
一気に読んでしまいました!昨夜! 前半は広がり続ける風呂敷に慄いていたんですが、後半はもう止まらん止まらん。 増岡さんが出てきたあたりからはもう一気でした。 やっぱり京極堂や榎さん達が動くと面白いですね。 「そのとうりだ!」と榎さんが登場した時は「キター!」って感じでしたし(笑)、榎さんが京極堂を唆すとこなんてすごい好きです。 あと「薔薇十字団」(笑)。初登場はこの巻だったんですね。しかも考えたの鳥口だったんですか。私は益田だと思っておりましたよ。(ちなみに「鳴釜」の「あなたは薔薇十字団唯一の良心でしょう」「僕はそんな不届きな団に入った覚えはない」は私も好きです(笑)>さわちゃん)
シーン的には韮山に京極堂が到着してから戸人村に行くまでがすごい好きですね。 京極堂の登場シーンなんか鳥肌立ちそうでしたし。 山を登りながら憑き物落としをやっていくとことか(やってましたよね?)次々と登場人物が姿を表すとことか。 あと榎さんの大活躍も。榎さんと木場の(榎さん曰く)「こんにちわ」(笑)とか。 この辺全部好きです。
話の感想としては、催眠術がちょっと・・・なんつーか、これがここまでまかり通ってしまうとなんでもありになってしまうというか。っていうかこんなに催眠術かけられっぱなしで大丈夫なもんなんですか?人間って。 あとちょっと納得いかなかったのが、京極堂が加藤麻美子の赤ちゃんのことを忘れてたっつーことですかね・・・まあ京極堂も人間だから忘れることもあるっつーことなんでしょうかね? それと茜さん殺しの真犯人の彼・・・ちょっとあっさりしすぎ(苦笑)。いいのかあんなんで。にしてもどこで見つけたんだよ京極堂。
そういえば「支度」の感想で「あっちゃんがあんな目にあったのがショックだった」みたいなことを書いたような気がしますが、始末の方はもっとショックでした(泣)。元気になってね、あっちゃん。 あっちゃんといえば、ちょっと前にある人と「あっちゃんと結婚するのは誰だろう?」みたいな話をしたんですが、その時私は青木くんのことはすっかり忘れておりましたよ・・ごめんよ、青木くん。(だってあの時は狂骨と鉄鼠のことしか頭になかったんだもん・・だから鳥口とか増田とかしか出てこなかったのよ<と、言い訳) 京極堂の「君の役目だろう」の台詞にはちょっとビビリました。「あ、兄公認なのか?!」と・・。
最後に関口さん(泣)。 いや、あの、ねえ?もうちょっとフォローを・・ねえ?最後もうちょっと書いて欲しかった・・そして関口さん出して欲しかった(泣)。 まあ「百器徒然袋ー雨」を読めば無事なのは分かるんですがね。今読んでますけどね(笑)。
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