耳鳴りおやじの日記
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| 2005年02月09日(水) |
鉄腕アトムは作れるか? |
鉄腕アトムと晋平君という本を読んだ..
この本は単純な作業の繰り返しが複雑な環境に適応する能力に発展するかという問いかけだが、どうも違和感を感じる..
たとえば、ロボットではプログラム化されていないと行動を起こせないが、人間の場合は眠っていた遺伝子が活性化することがあったり、関連する遺伝子が発現して壊れているタンパク質の機能を代替することも予想されるからだ..
だから、言語が話せない障害児であっても、健常児では使われていない脳の領域を利用して話せるようになるなんてことはあると思う..しかし、ロボットではないだろう..
ロボットでは単純な作業はプログラムの書き換えだが、人間では複雑な認知領域への働きかけである..
障害児におけるスモールステップの過程が、ロボットプログラムの書き換えとイコールではないのである..
昨今の人工頭脳を作ろうとする考え、それ自体が意味がない気がする..人間が訓練してできることをわざわざ、ロボットにさせる必要はない気もするわけだ..
人間に備わっている”自我”という認識が、単純な作業を複雑な過程に広げることに貢献しているとも言える..単純な作業の達成感が”自我”を目覚めさせ、他の複雑な認知系にも働きかける..もしかしたら、障害児にはそれが希薄なために複雑な行動を達成できないのかもしれない..
..あ〜ややこしい..
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