耳鳴りおやじの日記
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昨日は、GWにたまりかねて、仕事に行った...
だれも仕事に来ていなくて、なんとなく寂しく、孤独な思いをしたが、この状況で仕事が出来ないとだめなんだろうなあと感じた..
知り合いのポスドクの子は、新しい研究室に来て、休みの日も来て仕事をしている..決して業績が少ないわけでも、能力がないわけでもない..
いろいろな人に試薬のありかを尋ねて、自分で実験を進めている..さぞ、孤独なんだろうなと思うが、あまりそのような素振りは見せず、たんたんとこつこつと行っている...
研究者はみんなで助け合って仕事をしなくてはいけないんだろうけど、最後はその人が何ができるかで、評価を決まってしまう気がする....彼を見ているとそんな気がしてくる..
彼は3年契約だ..その先はわからない..辛く孤独な毎日だが、それを表に出さずにやっている...
以前、東大出身のSさんというポスドクと知り合いになったことがあった.彼の研究は虫の研究だったが、1年間育てて、エサも公園でつかまえて かなりのフィールドワークをして、1〜3年間に論文になるかわからない状態だという...
”大変ですね”と声をかけると ”自分が好きで選んだ道だから不満は言わないようにしています”
その時、僕も研究で苦しい思いをしていた時期だったが、いろいろ考えさせられた...
研究とは人間を磨く過程である....わたしもおやじ改造計画の一つとして、頑張らなくては...
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