耳鳴りおやじの日記
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2004年04月26日(月) 勝つということ

昨日、SOに参加した....疲れた....

 スペシャルの競技ルールは非常に面白いと感じた..参加する前にスキルテストを行い、その結果でチームを分け、その中で競技させる...極端に記録が良いと失格になるというものだ..

 僕は中学生の時から競技スポーツをやってきて、記録を出し、試合に勝つことを求められてきた..だから、勝つということの概念がわかる気がしていた..しかし、SOにおいて勝つということはどういうことなんだろうという気がした...

 知的障害者の中には、試合で勝つことがうれしくて喜ぶアスリートもいるが、大半はその意味がよくわからないと思う..

 スペシャルの宣誓は”勝たしてください、もし勝たなくても戦う勇気を下さい”というものだが、これを良く聞くと、アスリートよりもアスリートをサポートする家族に発するメッセージである気がする..

 だから、この活動はアスリート本人よりもアスリートも含めたインクルージョンという概念で捉えた方が良いのかもしれない..

 試合では全力を出すことが求められる..そしてみんな表彰される..
アスリートの姿をみて、家族はアスリート以上に感動を覚えるのかもしれない..”この子もやればできる”という思いを持てること、これが”勝つ”ということなのかなと漠然と感じた..

 今日は筋肉痛...しんどいが良い勉強をさせてもらった..


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