耳鳴りおやじの日記
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昨日、雑誌を読んでいたら、研究には体力が必要だと書いてあった... さらに、体力というより、気力に近いものかもというコメントが載っていた...
その時漠然と感じたのが、気力は体力ではないのかということだ..つまり、体力の一要素に気力があるのではないか?
では、一般的な体力トレーニングをすれば、気力はつくのか?おそらく、つくだろう..しかし、それはその体力向上のための気力だ..それ以外の気力はほとんどつかないと思う..
体力トレーニングの原則に過負荷の原則というものがある..これは自分の身体能力より、少し越える負荷を与えなくてはいけないというものだが、研究の気力を向上させるためには、自分の気力より、少し上の気力が必要とされる努力をしなければいけない気がする..
それは何かといえば、現在の自分が無意識に避けていること..たとえば論文読み、論文書き、実験の量なんかではないかなあ...これらはすべて負荷がかかることだが、やらなくては気力が低下する..
研究の負荷をコツコツこなすことで、おそらく気力は向上するのだろう..
おやじになると、ヒトの言葉にすがらないと生きにくいが...
”常に夢を持つこと、志を捨てず、難きにつく”というテレビ発明者の高柳健次郎の言葉が身にしみる..これを僕は手帳に書いて10年になるが、気力が低下したときは、拝んでいる...
仏壇にでも飾っておくか?
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