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嫁が「美容院に行く」と言うので僕は娘・R(4才)と息子・タク(2才)とで留守番である。このタイミングで美容院というのは…こないだここの日記に
「砂かけババアみたいな頭なんとかしろ」
と書いたのをひょっとしたら覗いてしまったのであろうか。見ちゃイヤン☆。知らぬが仏という言葉もある。僕が仏になるのだけは避けたい。
何故か嫁の行きつけの美容院は隣街にあるという。わざわざ電車で行くのだそうだ。近所だって石を投げりゃ美容院に当たるぐらい乱立しているのに、どんだけこだわりのおしゃれさんなのか。そのわりにはいつも砂かけバ(以下自粛)
さて、家で子供達が大人しくしているわけがない。本当は外に連れて行ってやりたいのだが、雨なので家の中でドタバタと遊ぶ。
「パパ、プリキュアごっこしよ」

ちょうど朝、「YES!プリキュア5GOGO!」というアニメを見たばかり。

しかも最近「ミルキィローズ」という新キャラが登場してきたのでRとタクは興奮しまくっているのである。プリキュアを知らない人の為にお笑いで例えると、ドリフにビートたけしが加入したって感じ?…余計分からなくなってしまった。
「Rちゃんはミルキィローズよ!」
Rは早速その役をチョイス。
「たっくんは、きゅああくあ!」
長髪のおねーさんが好きなタクはキュアアクア(青いの)であり、悪役の僕に対して攻撃が始まった。
「ぷりきゅあ、さふぁいああろー!」
と必殺技を放つタクに「ほげええええ」と小島よしおの断末魔をイメージした悲鳴を上げ、僕は倒れる。そして今度はRが踊りかかって来た。
「えーと、えーと、ミルキィローズはどうやって変身するんだっけ」
まだ出たてのキャラなので、Rはその変身する時のキメゼリフを覚えていない。
「スカイローズ・トランスフォーム!青いバラは秘密の印!ミルキィローズ!、だよ」
ちなみに紫のバラは秘密の速水真澄である。
「そっか。あとねえ。ミルキィローズの『わざ』ってどうやるんだっけ」
まだ出たてのキャラなのでRはその必殺技のキメゼリフを(以下略)
「邪悪な力を包み込む、バラの吹雪を咲かせましょう。ミルキィローズ・ブリザード!、だ」
何が悲しくて30を越えて薔薇族じゃあるまいしバラのなんたらとかやらなければならんのだとも思うが、こういう時の為に子供達よりも詳しくなければならないのである。
また、悪役だからといってやられてばかりでもいけない。適度に肩に持ち上げたり布団にぼっすーんと投げたりして反撃しないとRやタクにダメ出しを食らう。そんなことを延々とやらされてとうとう僕も体力の限界。気力もなくなり(千代の富士)、
「パトラッシュ、じゃなかった君たち、もう疲れたよ…」
「えー!まだやるの!」
もうどこか遊びに行かせるしかないと悟った。雨でも遊べるところと言えば…
「じゃ、児童館行こうか」
「いくー!」
但し日曜でもやってる児童館は遠い。うちにはマイカーという名の贅沢品はないので電車で数駅先。だから躊躇していたのだがもう体が持たぬ。
「ほらほら、いくぞー」
傘を持たせてえっちらおっちら駅まで歩き、ちょうど自動改札に入ろうとしていたところで
「あっママだ!」
Rとタクが同時に声を上げた。嫁が電車を降りて改札を出ようとしていたところにバッタリ出くわしたのである。
「偶然ね〜すご〜い。こういうタイミングがバッチリなのって、やっぱり親子の血の繋がりだよね!」
嫁はなんかヘンに感動していた。いや、行くと言ったのも支度をしたのも僕だし、僕は君と体の繋がりはたまにあるけど血は繋がってないし…と言おうとしたのだが嫁が嬉しそうなのでやめた。水を差すのは外の雨だけでよかろう。
そして美容院で嫁の髪型のどこがどう変わったのかサッパリ分からなかったのだが、それも言わぬがフラワーであろう。
雨が血の雨になってしまうから。
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