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■お手紙家の一族
2007年12月28日(金)
【お知らせ】除夜のテキストラーイク祭りに参加致します。
僕の出番は12/30(日)15:00〜18:00です。←昨日は曜日間違えてました。

【お知らせ終わり。以下日記】

「おてがみだよ〜」

息子・タク(2才)がポチ袋を持ってやって来たと思ったら

「それRちゃんの!」

娘・R(4才)が引ったくって行った。嫁によるとRはお手紙を書くのがブームのようである。

私はあなたを愛うえお。
だから手紙を書きくけこ。
いつかはちん○を刺しすせそ。
妄想してたら勃ちつてと。

「Rちゃん、どんなお手紙書いたの?」

「えっとねー。おばあちゃんへのてがみ。おばあちゃんだいすきーって書いたの」

「へー。おばあちゃん喜ぶよきっと…」

「みしてあげよっか」

というわけでもっこりと腹が膨れたポチ袋を渡された。中に手紙が入っているらしい。開けてみると…何故かビリビリに破けた紙が出てきた。繋ぎ合わせてみると人物らしき絵が描かれている。

「これは何の絵かナ?」

「きゅあみんと」

プリキュアの絵であるらしい。どこに「おばあちゃんだいすき」と書いてあるんだ、という野暮なことは言いっこなしだが、謎がひとつ残っている。これを聞かないわけにはいかなかった。

「どうしてお手紙破れてるのかな?」

するとRの答えは

「ふくろに入らなかったから」

…その発想はなかったわ。型破りならぬ紙破りの発想。

僕にもお手紙ブームの時期があった。それはRの名前のルーツである近所の美少女Rちゃんとの手紙のやり取り。その当時彼女を超お気に入りで、ほとんど毎日喋っているのに手紙を交換していた。長い文の時は便箋何枚も書いたものである。メール全盛時代に敢えて手紙。だがそれがいい。

当時を思い返して読んでみると、あの頃の思い出が甦って来る。数えるのも面倒だがおそらく300通はあるだろう。

「パパ、なんて書いてあるの?」

初代Rちゃんが書いた手紙を我が娘Rが覗いていた。なんという因果応報であるか。

「どわああああ。見ちゃダメ!」

嫁に見付かったらすべて燃やされる。

Rちゃん…今頃どこで何をしているんだか。僕はこうして未練がましく残しているけれども、僕がRちゃんに送った手紙はとっくに捨てられているだろう。何万字にものぼる下らない文を書いても、遂には書けなかった「好きです」の気持ちと共に…なんてよォォォ。

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