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■えろはにほへと
2007年06月20日(水)
娘・R、3才。「文字」に興味を覚えるお年頃。
僕は女体に興味を覚えるお年頃。

我が家のトイレにひらがなの表が貼ってあるのだが、Rは便器にまたがりながら読める字をひとつひとつ指差して

「あ、そ、ぼ」

などと単語にして読んでいる。女の子がノーパンで「遊ぼ」などと言うのは如何なものか、と考え込むのだが、字を覚えることは良い。

「Rちゃん、パパのなまえもわかるのよ〜。みててね〜。か、じ、り、ん」

「おお、すごい。パパの字も分かるのか」

後で嫁に聞いたところによると、僕の字をひらがなでどう書くかを聞かれたのだという。

「Rちゃん偉いねー。勉強してるのねー」

教えながらRを褒めると

「だってパパがだいすきなんだもん」

と言ったのだそうだ。もう勉強なんかしなくていいからずっとパパだけを好きでいて欲しい。

一方でRは嫁の名前については何故か興味がないようで未だに覚えず、

「ママの名前をいってごらん」

聞いてみても

「やすこ」

僕の母の名前を答えたりする。それを聞いた嫁は

「なんだとおおお!」

と、ひっくり返っていた。嫁にとっては産みの親である自分を差し置いて姑の名前を先に覚えられるとは。更にその名で呼ばれるとは。

あさリーマン
空気が震えそうな程の怒りに満ち、生きた心地がしなかったものである。

このように迷走しながらも文字を覚えようとするRの影響を受けてか、息子・タク(1才)も興味を持ち始めたようだ。絵本を読んでいると

「あ!」

と言って指差すのである。指の先にはちゃんと「あ」の字が。

「おー。タクは『あ』が分かるようになったんだね。偉いぞ。何事も興味を持つのはいいことだ。好きこそものの上手なれ…」

「ちんちん!」

「いや、そっちは指差さなくていいから」

文字はいいが、泌尿器に興味を持つのはまだ早い。

だって「興味ちんちん」になってしまいますもの。

問題:タクに「あなたの名前は?」と聞くとなんと返事するでしょう?

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