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■シンクロナイズド睡眠
2007年05月11日(金)
子供達の寝ている姿を眺めるのは乙なものである。

娘・R(3才)と息子・タク(1才)のちゅるちゅるの寝顔を眺めると

「なんともいえない…」

気持ちになり何時まで見ていても飽きない。一方、嫁の寝姿はというと、こちらは見ているとムラムラしてしまうので趣がない。

Rとタクが仲良く寝ているさまを時々写真に撮っては嫁に見せてやる。ある時は

寝相
「ほれ。同じ寝相で寝ている」

「ぷっ」

またある時は

寝相
「北」

「わはは。ていうか、いちいち撮らなくてもいいでしょうに」

と嫁は言う。何を言うか。お前だって公園で遊ぶ姿などをよく撮っているではないか。子供の顔は日々変わると言って過言ではない。脳裏に焼き付けるだけではすぐ忘却の彼方に消え去っていってしまう。今この時しか撮れない輝ける瞬間をメディアに残しておきたい。

実写主義とでも言おうか。

子供の運動会において、ビデオカメラ片手に我が子の絵ヅラ欲しさに修羅と化すのも写実主義である。

ちなみに自分の彼女をハメ撮りする男などは一見これも実写主義に思えるが、似て非なるものである。WINNYで流出してしまえ。羨ましい。また、女子高生のパンツィラを撮ろうとする男なども、これも同様である。これは単なる植草主義である。邪念があってはいけないのだ。

我が子の姿を追い求める実写主義者は当然僕のみならずどこにでもいる。

先日僕がRを幼稚園に送って行った時、門の前でRの写真を撮っていたら他のママさんに笑われてしまったが、その上手をいく者もいた。

子供が門に入っていくところからずーっとビデオカメラで撮っていて、モニタを覗きながら

「あ、どもよろしく」

と先生に挨拶していた父親がいたのである。僕などはさすがに先生に子供引き渡す時ぐらいはカメラから目を離そうよ…とその失礼っぷりに怯んでしまうのだが、上級実写主義者の執念ともいえよう。僕も負けぬよう実写主義に徹しようと思った次第である。

嫁に対しては発射主義に徹している。

性交、じゃなかった成功率というか命中率はテポドン並。

問題:僕が寝かしつける時、Rが「やってー」とねだるものはなんでしょう?

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