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■花見で一杯。花見で失敗
2007年04月01日(日)
0833。すなわち「お花見」
0721。すなわち…。

近場の公園に子供達を連れて行って花見をした。嫁は後から来るのでそれまで遊ぶ娘・R(3才)と息子・タク(1才)を追いかけていたら

「Rちゃんのお父さん!」

以前Rが通うリトミック教室にいた、ココロちゃんという夏目漱石みたいな名前の女の子のお母さんであった。

「あ、どーも」

Rとココロちゃんもモジモジしてお互いを見ている。

「ほらR、覚えてるかい?」

「…」

Rは照れている。

「お名前覚えてるかなー?」

Rはぶんぶんと首を横に振った。

「このお方をどなたとココロえる!」

とヒントを出してやったが、Rにはまだ水戸黄門を見せたことがなかったので当然通じなかった。

やがて嫁が合流したので飯を食べた。花見といえば三色ダンゴである。Rと息子・タクに

三色ダンゴ
「さあ、ダンゴだ!『花よりダンゴ』を地で行く姿をパパに見せておくれ!」

あらあらこの子達は桜なんかよりダンゴなんだからまったくもー、って僕を溜め息混じりに雑じりに呟かせてくれ!それが季節の風物詩である。ところがRもタクも既にヤキソバを食いまくっていたせいか、

「いらない」

「じゃあなんか食べたいものある?」

「ふわふわ」

わたあめ
そんなわけで、もののあはれのないやつだ。

そのうちタクが「ひーん」とグズリ始め、あちこちを徘徊して、誰かの自転車に掴まり

「ふーん。ふーん」

と踏ん張り始めた。どうやら大自然が呼んでいるらしい。

「あ、タク、あんなところで…」

花よりダンゴではなく、花よりうんこになってしまったとさ。

問題:嫁は僕達と合流する前、どこに行っていたでしょう?
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