娘・R(3才)は今年七五三をやる年に当たる。
近所の美容院兼スタジオみたいなところで記念写真の衣装合わせをして来た。Rは赤い着物を着ることになった。レンタルである。着物を買おうかと嫁に言ったところ却下されたのである。その分セーラー服とかコスプレ服とか、本当に僕が着せたい服に費やそうと思う。
「Rちゃん、今度あの赤い着物を着て撮影するんだよ」
家に帰ってからRに説明すると
「じゃ、ぱぱもままもたっくん(11ヶ月の息子)もきるの!」
家族全員で撮影するのだ、と言う。
「ははは、みんなで着物を着るのかー?」
「うん。たっくんは青のきもの!」
赤ん坊用の着物なんてあるんだろうか…。しかし色は妥当なところである。
「じゃあママは何色がいいかな?」
「ままは、ぴんく」
あの年でピンクか〜。それはちょっとキツイかもな〜。林家ペーパーになりそう。
「じゃあパパは何色?」
「えっとねー。ぱぱは、白!」
「死に装束かよ!」
Rよ、頼むからまだ父を亡き者にしないでくれ。まだ僕は死にたくない。せめてお前が「パパのおよめさんになるの」って言ってくれないと死んでも死に切れぬ。
七五三によって死を意識させられるとは、誤算であった。Rカワイイ、Rめでたい、とかそんな浮かれ気分でロックンロールな頭に、強烈なカウンターパンチを食らった気分だ。
確かにもう僕も若くないし、子を持った親としての死に様、というのは考えたことがなかった。僕は子供らに看取られて死ねるのだろうか。嫁は平気で夜Rやタクの爪を切っているけど…。
「人間五十年。下天の内をくらぶれば…」の幸若舞どおりに解釈すれば、僕に残された年数はもう半分切っているし。
さてここで問題です。僕は何才でしょう。
答え:しちごさんじゅうご。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。