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■ネットを捨てよ。街に出よう。そして彼女を見つけろ。
2005年11月17日(木)
嫁には弟がいる。独身で女っ気は感じれらない。

その義弟から嫁がこんなことを頼まれたそうだ。

「あなたのホームページ教えてって言われたよ」

「いやだ。絶対。断る」

「だから『身内には知られたくないらしいから教えられない』
 って答えておいたよ」

「そんな言い方じゃだめだよ!好奇心そそられて探しちゃう
 じゃないか!」

「ごめん。いきなり言われたもんだから、つい…」

「こういう時は『始めてすぐ飽きちゃったみたいで、何もない
 から見ても意味ないよ』って答えるのがベストだ」

「そうだねえ」

ここのサイトは死んでも教えられない。昨日の日記なんて嫁に
まぐわいをお願いして思いっきり断られた話である。こんな物
義弟に見られた日には、嫁一族全員に知らされることになるで
あろう。僕は嫁実家に行けなくなってしまう。

しかし、何故義弟は僕がサイトをやっていることを知っているの
だろうか?と疑問に思った。僕は教えていないはずだ。見られたく
ないのにわざわざ話すこともない。その答えは嫁と話していく内に
分かった。

どうやら嫁が娘・R(2才)とタク(生後1ヶ月)の写真日記をWEBに
アップしていることを言ったらしい。義弟は忙しくてなかなか子供
達に会えないから、せめてネットで見たい、だから教えてくれ、と
いう話のようだ。僕のサイトもその話の途中でポロッと出てしまった
ようだ。

義弟はまだ生まれたてのタクには会ってないが、Rのことは結構かわい
がってくれる。しかし今追いかけるべくは2才の姪よりも交尾可能な
年頃の女なのではないか、というのは余計なお世話だろうか。

「そういえばね、弟、こないだ誕生日だったんで家でケーキ食べたって
 言ってたよ」

「バースデーケーキを家で食べたの?ということは家族一緒に?」

「うん」

「彼女いないね。絶対。鉄板で」

「うん…」

義弟よ。くれぐれもこのサイトを探さないで、彼女を探すことだけに
専念してくれ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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