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■父離れ。
2004年03月20日(土)
真夜中0時過ぎ〜。ようやく会社から家に帰ってきて
ゴソゴソ着替えたり物音を立てていたら
娘・R(7ヶ月)が起きてしまった。

ぐずり出したので僕がダッコしてよしよしとあやす。

「R〜お父さんだよ〜ん。ばあ〜」

どうだ!笑え!
しかしR顔をぷいっとそむける。がーん。それならば、と

「べろべろばーべろべろばー」

スマイルフォーミー!しかしこれも
こちらを一瞥しただけでまたぷいっ。

ショックの色を隠せない僕を見て嫁がくすくすと笑った。

「Rちゃーん。お母さんだよー。ばあ」

なんと嫁がやるとRはにっこりと笑うではないか。

「Rよ。何故僕には笑ってくれないんだよう」

「あなたがお父さんだってこと忘れちゃって
 るんじゃないの?」

なんですと!嫁はひどいことを言う。
確かにRを顔を合わせるのは朝、会社に行く前の
ほんの僅かな時間と夜泣きした時だけ…。
1日1時間もないんじゃないだろうか…。

だからってひどいよう。精魂込めて、
というか注ぎ込んで作ったのに。

「僕はこんなに愛してるのに…
 Rー!父を認知してくれー!」

ぎゅうとRを抱きしめて悲しみに浸るが
Rはやっぱりあさっての方を向いている。

「はい、Rちゃん、おむつ替えましょうね」

そのうち嫁がとっととRを取り上げ
おむつ交換を始めるのであった。

認知はしなくてもウンチはしてるのね…。



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アリガトウゴザイマシタ。
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