娘・R(6ヶ月)が生まれてからというもの、
Rと一緒じゃないと風呂に入る気がしない。
元々風呂嫌いだし、ぴちぴちの肌のRと入れない風呂なんて
ただひたすらかったるいだけの行為なのである。
しかし僕はほとんど休みなく遅くまで仕事してるので
なかなか一緒に入れない。
そんなわけで5日ほど風呂に入っていない。
ぷううん。
さすがに自分でも臭くなってきたので決心が付いた。
よし。ひとりでも入るぞ。
家に帰ると、案の定Rは寝ていたが
「風呂に入るぞ」
と嫁に得意げに告げた。しかし嫁は
「当たり前よ!汚いんだから早く入りなさい!」
ピシャリと一喝。どうやら風呂に入らない僕に
かなり不満を持っていたらしい。
そそくさと逃げるように湯舟にドボンと入った。
わかりましたよきれいに洗えばいいんでしょ。
念入りに体を洗ってさっぱり生まれ変わって
「ふふふ、きれいになったぞ」
大手を振って風呂から出てきたのだが
「ちょっと、あなた。ぱんつは替えたの?」
嫁のチェックが入った。
「…いえ」
「もう!何日はいてるのよ!」
「だってさあ…めんどい」
嫁がちゃんと替えのぱんつを風呂場の前に
置いててくれないとイヤなんだモーン。
そのへんは嫁も腹を括っているようで
「そりゃ私も替えを出しておかなかったのが
悪いんだけどさあ」
怒るどころか反省してるし。
僕はなんだか小学生みたいだ。
その後嫁は空腹で起き出したRに乳を与えながら
「でもRちゃんは毎日おむつを替えてますよ、ねーえ」
と語りかける。Rもこっちを向いてニタリと笑った。
ははは、と苦笑いを返す。さすがに僕もちょっと反省。
娘のおむつを毎日取り替える嫁。
僕のぱんつを必ず風呂前に出す嫁。
父娘二代で下の世話をさせてすまんねえ…。
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