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■紅白玉合戦。
2004年01月01日(木)
ここ数年はクラブでカウントダウンしていたのだが
今年は娘・Rが産まれたので実家で過ごしている。

母は氷川きよしが出ているテレビ番組をせわしなく
リアルタイムで追っかけている。
僕もコタツに入りながらそれをぼうっと目で追う、退屈な年越し。

いつのまにか番組は紅白歌合戦に。
まともに見たのは10年ぶりぐらいかもしれない。母は

「この人、痩せたねえ」
「あ、この人どこどこでみたことがあるよ」

などとどうでもいい情報をいちいち
横からしゃべってくるので聞き流していたが

「この人たちも大変なんだよねえ、喜び組」

と言ったときには

「女子十二楽房だろ!」

と突っ込まざるを得なかった。

嫁は嫁で紅白が終盤にさしかかると

「今年のトリはキムタク(正確にはSMAP)なのよー!」

無駄にボルテージが上がっていたが、ちょうど隣の部屋で
娘・Rの授乳をしている間に終わってしまいガックリしていた。
しかしそれを見ていた母は

「大丈夫よ。ビデオ録っといたから」

にんまりと笑う。いつの間にか以心伝心の嫁姑。

「そういえばRにもお年玉をやらないとな」

まだ授乳中の嫁と娘を見ながら僕は思いついたのだが

「…あなたの『玉』とか見せなくていいからね」

僕の思惑は嫁に見透かされてしまっいた。
せっかく「いなり落とし(※)」でもやろうかと思ったのに。

こちらもいつの間にか以心伝心の夫婦。
でも、やな阿吽の呼吸である。

世界にひーとーつだーけーの玉♪

(※)いなり落とし:

寝ている相手の顔面に真上から股間を押し付ける
文字通り「落とし玉」な技。


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