嫁はマメに娘・Rちゃんの記録をノートに書いている。
何時何分に授乳、とか。
適当で「泣いてなきゃOK」の僕とは大違いである。
そんな感じでRちゃんが生まれて1ヵ月経ち、
「1ヵ月検診」というのを病院で受ける。
前の晩、嫁がその準備をしていた。
「アナタ、Rちゃんの母子手帳持ってるよね?」
「あ。」
母子手帳は1ヵ月検診に必要なものであるが
僕がいろいろと会社への届出で必要だったので
ずっと借りていたのである。
会社の机の中に置いてきてしまった…。
「…アタシが先生に怒られてくるよ…」
嫁が不安そうに言った。すまぬ、嫁。
検診当日、僕は会社であったが心配だった。
Rちゃん、いろいろいじくられるから泣くだろうなあ、とか。
夕方嫁に電話をしてみた。
「母子手帳なくても大丈夫だった?」
「そ…それどこじゃなかったわよっ…
Rちゃん、今もぐずってて…」
がちゃん。ぷー。
嫁も泣いてた…。
すっ飛んで家に帰って嫁に平謝りした。
母子手帳がなかったため、いちいち再確認の手間をとられ
その度に待たされるのでRちゃんがこらえ切れなくて
ずーっと泣き叫んでいたという。
芸人は芸のためなら女房も泣かすらしいが
僕は女房も娘も泣かせてしまった。
僕は一家の大黒柱であるべきなのに、
母子手帳を忘れたドジ家長。
嫁のいつものノートにも
「夫、母子手帳を忘れる」
と書かれるて一生何かあるたびに言われる違いない。
あれは閻魔帳なのだ。きっと。
↑投票のお礼に一言飛び出ます。↑
アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。