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■嫁が風呂場でしてること。
2003年04月25日(金)
ウチはアパートである。

家に帰ってくると、隣の部屋の奥さんが立っていた。
ちょうど彼女も家に帰ってきたところだったようだ。

「こんばんは」

なんとなく、オリエンタル美人の奥さんがにこりと笑って
隣の部屋の扉を開けるやいなや

「イエー!アヤ!オカエリー!」

中からダンナが飛び出して
「HAHAHA!」と奥さんを抱き締めて
再び部屋の中に消えていった。

そう、隣のダンナは金髪アメリカ人。

いかにもガイジンさんらしいオーバーアクション熱烈光景を
横目で見ていた僕は、ここがニューヨーク・マンハッタンの
高級マンションかなんかに思えた。

玄関の鍵、ふたつついてるしね!
それぐらいしか高級マンションのイメージがないけど。
しかも、いっこダミーだけど。

僕も鍵を開け、部屋に入った。が…
暗い。熱烈お出迎えも無し。嫁はどこに行った。

ここかっ。がらっと風呂場の扉を開けた。

「イヤー!あ…お帰り…」

嫁は雑誌を読みながら湯舟につかっていた。
嫁はいつも本を読みながら風呂に入るが
その姿は僕の暗い過去を思い出させるのだ。

子供の頃、トイレの扉を開けたら父親が新聞を読みつつ
まさに産む瞬間(もちろん子供ではない)だった修羅場を。

あれから親父の痔が悪くなったような気がする。

それはともかく。

マンハッタン、ニューヨークの幻想は
帰っとったん、入浴中、ということで
再び練馬の安アパートの現実に戻されたのであった。



今日もアリガトウゴザイマシタ。

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