■鼻毛が奏でるラプソディー。
2001年12月21日(金)
露出狂が着ているようなコートが欲しい!
そう思って渋谷の某ショップへ。
別に露出する訳ではない。
ロングコートが欲しかっただけだ。
「よかったらご試着下さい〜」
店内のコートを物色していると、若い女の店員が寄って来た。
けっこうかわいい。うふふ。
「コチラなんてどうですか?」
隣の棚から別のコートを引っ張り出して僕に近づく。
う、うわああああああああああああ!
思わず声をあげそうになった。
その子が可愛かったからドッキーンとか
持ってきたコートが素敵でズッキューンとかいうのではない。
店員の鼻から一本の長い線が…。
…鼻毛ーーーーーーーーー!
鼻から上唇のちょうど真ん中あたりまで伸びてる。
長すぎーーーーーーー!
僕もたまに感動するほど長い鼻毛が
みょーんと出ていることがあるが
どう頑張っても鼻穴から覗く程度である。
更に、超直毛!
ストパ当ててるんじゃないかと思うほどまっすぐ。
僕の鼻毛はそんなのありえない。
おまけに、金髪!
何でだよ!!そ、染めてる?髪の毛と一緒の色だし…。
謎謎謎。
これは本人に言うべきか。いや、言えないだろ。
言ったとしても
「どうやって育てたんですか?」
とか訳わからないことを口走ってしまいそうだ。
可愛い顔して恐るべき鼻毛を持っている。
そのギャップに打ちのめされ店を出た。
いや、実際「GAP」だったんだけどさ。
コート?そんなもん、もう眼中にあらず…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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