■Smoke And Smile
2001年11月13日(火)
最近タバコの本数が急激に増えている。
ちょっとやばいかなあと思わなくもないのだけれど…。
よく行く近所のタバコ屋は、
僕が自販機の前でモソモソと買おうとしていると
店のヒマそうなじいさんが時々出てきて
「これをやろう」
とライターをくれる。
タバコは東京都で買いましょう
とデカデカと書かれたやつだとかそんなんばっかだが嬉しい。
たまにはポケット灰皿でも欲しいところだが。
次は、頼むよ、爺さん。
別のタバコ屋にも行くこともある。
その時はちょうどタバコ屋の若い夫婦が
タバコの在庫を整理している他に、
息子なのだろう、3才くらいの男の子が周りをちょろちょろしていた。
夫婦は一心不乱にタバコを店の中に運び込んでいたが
男の子は僕が自販機の前に立ったのを見つけ、
「あ、お客さんだ」
たたた…と寄って来て脇にちょこんと座った。
僕はお金を入れ、ボタンを押す。
男の子はその様を凝視している。
やがて自販機からごとんとタバコが出てきた。
男の子はそれを拾い上げ僕に渡した。
「はい、どうぞ」
「ありがとう」
僕は嬉しくて男の子の頭をなでてやった。
こーいうふれあいっていいものだ。
僕がタバコを吸わない人間だったら
こんな機会には会わな…
なんて、
…無理矢理言い訳を考えてみたり。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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