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■夢でKISS KISS KISS。
2001年10月23日(火)
かなり惚気た内容なので
引き返すなら今のうちである。

書くかどうか迷ったのが今更隠し事しても
手遅れな感じがしないでもないので
冒頭でこう断っておけばいいや。

という訳で書く。

ウチの嫁は寝る前にちゅーをせがむ。

(ほら、引き返せと言ったはずである)

僕はそういう絵に描いたようなラブラブは虫唾が走る、
というか苦手なので聞かなかったことにしたいのだが、

放っておくとダダっ子のようにうるさいので
断れない。

そうすると嫁は二パーと満足げに眠りにつく。
今日はこんなことを言った。

「私が寝ている時にはちゅーしちゃだめよん」

「何で…?」

ていうか、別に言われなくてもしないけど。

「だって、お姫様は王子様のちゅーで
眠りから覚めちゃうんだもおおん!
だから朝まで起こさないで〜!」

六畳一間に住む王子と姫なんているか。

僕はふと思った。

「じゃ、お前は僕が寝ている間にそういうこと
 してるわけ?」

「してるよおおおおん」

…そのうち顔に「肉」とか「B-T」とか書かれたり
寝ている間に包丁で…という危険もあるということだ。

さて、自称眠り姫が寝てから数時間後の
午前4時…。僕は未だに起きていた。

確かめたかったからだ。
本当に起きるかどうか。

かーかー寝息を立てている顔を引き寄せ、

ぶちゅー。

…。
…。
…。

全く起きね。

こんなもんか。
王子様と言われるにはトウが立ち過ぎたよ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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