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■目指せメダル王。
2001年08月04日(土)
ゲーセンにもパチンコがある。
両替はできないけど…。

その日のゲーセン。
僕のお気に入りの女の子、Rちゃんがパチンコを打っていた。
渋い顔をしている。どうやら思いっきり呑まれているようである。
僕もRちゃんの隣に座り(うひ)、打ち始めた。

…ほどなくフィーバー。確変5連チャン。
(要するに出まくった、ということ)

「がっはっはっは」

「ちょ、ちょっと何それ〜かじりん〜ツキを吸い取らないで〜」

メダルがばんばん出て来た。
(ゲーセンのパチンコは、玉ではなくメダルが出てくる)
Rちゃんは悔しそうにそれを見ている。
僕はメダルを増やす一方だがRちゃんのほうは
呑まれる一方のようだ。

「ああ〜結局出なかった〜。もう帰らないと…」

Rちゃんは悔しそうに言った。

「ねえ、かじりん、私がこれだけ呑まれたんだから
 そろそろ出てもいい頃だよ。知らない人に出されるよりは、
 かじりん、やってよ〜」

カウンターを見ると千回転ほど回っている。
(ようするにかなりぶっこんだが全然出ないということ)
なるほど、そろそろ爆発してもいい頃である。

Rちゃんが寂しそうにに帰った後、仇を取るべく
その台にチャレンジ。
椅子に温もりが残ってていい感じ(あほか)

…思いっきり吸い取られた。
さっきまで出してた分が、ほとんどパア。

僕も諦めて家に帰った。

真夜中、Rちゃんからメールが入った。

「あれからまたリベンジしに行ったの!
 かじりん、もういなかったね!
 確変9連チャンさあ〜!」

…なんだそれ。

負けん気の強い子だこと。
おじさんはそんな子、大好きよ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。

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