中野にブロードウェイというビルにたまに行く。
ショッピングビルなのだが
そこいらにある同じような店が入った駅ビルとは大違いである。
アイドルポスター専門店。
精神世界系の古本屋。
カルト系の本屋。
切手・テレカ商。
軍服専門店。
海外ホビー専門店。
店員がコスプレしている古本屋。
やっぱり店員がコスプレしているコスプレ服専門店。
オーラの写真が撮れる写真館。
占い館。
挙げだしたらきりがない。様々なジャンルのマニアが
集結するカルトビルである。
何があるかわからないカオスっぽさが好きだ。
化石とナイフとアニメキャラのフィギュアが
売っているわけの分からない店では
犬が走り回っていた。おそらく店の飼い犬だろう。
ここはなんでもありかい。
おまけにこれらの店が高密度にごちゃごちゃと詰まっているので
方向感覚が掴みづらい。
一緒にいた彼女はわけわかんなくなっていた。
午後8時を過ぎ、がらがらとシャッターを閉める店がでてきた。
だんだん人気がなくなって殺風景な通路に取り残された僕たち。
「…階段は閉まってないよね…私たち、帰れない、ってことはないよね…」
完全に現在位置がわからなくなっている彼女。
まあ、それもよいかもしれない。

↑つい、買ってしまったTシャツ。
(オオクボキヨシが分からないヒトはお父さん、お母さんに聞こう)
今日もアリガトウゴザイマシタ。