■LOVE PARADE!!!
2000年07月10日(月)
ラブパレード前夜。夜中にARENAという、
元造船所だったクラブに行く。
そこでのDJのメンツは
Toby、石野卓球、DR.Motte、Mr.X&Mr.Y、Mobyなど。
ベルリンの街にはまだ全然馴れてなく、何度も迷いながら
地下鉄を乗り継いで行った。
どのDJのプレイも素晴らしく、汗だくで踊らされてしまった。
石野卓球がDJブースに現れてしばらく、
卓球のファンらしいゲルマン兄ちゃんが日本人の僕らを見つけて
嬉しいのかまとわりついてきた。
「ヘーイ!タッキューイシノー!デンキグルーヴ!
アーユーフロムジャパン??」
彼は僕らと卓球を交互に指差した。そうだ、と答えると
「じゃあお前らはイシノと友達なんだな」
なんてことを言ってきた。違うっつの。なんでそうなるんだ。
フロアの中にはドリンクバーやアクセを売ってる屋台などがあって、
そこでブラックライトで光るかわいいピアスをみつけた。
日本を立つ時、女友達の××から
「なんかお土産にピアス買ってきて」
と言われたのを思い出して早速買う。
が、買ったところを彼女に見つかってしまった。
(ばかなやつ)
「ちょっと…誰に渡すのよ…それ…」
自分用、と嘘はつけない。
耳に穴ないし。
お前にあげようと思ってさ、とも言えない。
彼女には僕が穴あけ禁止令を出しているし。
「ああ、小物好きな友達に頼まれたんさ。」
「××ちゃんにあげるんでしょ」
即バレた。
「いいじゃないか別に。お金もわざわざ受け取っているんだよ」
嘘である。金などもらってない。彼女は嘘を見破ってるっぽいが
それ以上聞くことはなかった。ちょっと怖くなった。
踊ってる連中の中には日本人もちらほらといた。その中に
ホットヌードル君が一人で踊り狂ってるではないか。
「あ…彼も来てたんだね。ちゃんとここまで来れたんだね…
一人で楽しいのかな〜」
と言いつつやはり放っておく(爆)
朝5時ごろ、Mobyのプレイ中であったがさすがに眠くなりホテルに帰る。
ホテルではもう朝食を食べられる時間だ。
ツアー中、ホテルでの朝食が一番まともな食事だった。
あとはクラブの屋台などで買ったジャンクフードばかり。
午後2時からはいよいよパレードなので仮眠をとることにする。
夜はクラブで眠れないし、昼はパレード。
眠る暇などないベルリン。
〜続〜
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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