銀の鎧細工通信
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| 2004年09月07日(火) |
白日の下の透明(坂本×土方) |
「アッハッハ!勘弁してくれろー早よう行かんとわしの 命が危ないぜよ〜」 「そんなわけいくかァああ!あんた今月何度目よ?! 往来で若い女の尻触ってしょっぴかれるの!こっちが勘弁してほしいよ!」 「アッハッハ!あげな尻がわしを誘うきに仕方なかろ〜」 「仕方ないで済んだら俺ら必要ないんだよ!ってか誰も誘ってねえよ!」
真選組の屯所の前で山崎が長身の男を引きずりながら押し問答をしている。 さほど背の大きくない(とは云っても標準圏内だが)が引きずるには 大きすぎる男だ。グラサンに黒い外套、ぽあぽあした硬質な癖っ毛が 特徴的な、土佐弁の男。
砂埃が舞いながら山崎が大声を上げている。 遠目からそれを見た土方はまた奴が光速目指したミントン素振りを しでかしているのだと思い、怒声とともに突っ走って来て跳び蹴りを 喰らわした。山崎が吹っ飛ぶ。 吹っ飛んだ山崎ごとその長身の男、坂本も吹っ飛んだ。 「あれ?」 3人が同時に口にした。
「すまなかった、山崎。お前ミントンしてこい、俺が許す。」 瞳孔が開ききったきつい眼差しで謝られても威圧感しか醸さない、 しかし土方がミントンを許すとは異例な事態だ。山崎は思った。 「でも痴漢の常習犯をわざわざ副長が取り調べするなんて・・・・、 そもそもこういう軽犯罪は同心に任せても・・・」 「いいんだ。こいつは同心の奴らの手に余る。いいから行け」 手に余る、その言葉に即座に判断をして山崎は場を去った。 あの男はおそらく旧攘夷志士だ、しかも大物の。 人払いをした部屋に二人を通して、自分は中庭に面してその部屋が 視界に入る部屋から様子をうかがう。刀を身に預けて。
「お前、坂本辰馬だな。天人相手に商売やって攘夷志士どもの一部からは 反感食ってるそうじゃねェか」 「おんしゃ副長ば呼ばれちょったな、真選組の土方か?」 座布団を敷いて、土方は構えつつ胡座をかいている。 坂本は長い足を立て膝してくつろいだ風だ。 「ああ、俺が土方だ。でだ、お前は何でそんな身分の癖に痴漢で しょっぴかれてるんだ。囮か、目立っておいて何か計画でもあるのか」 「アッハッハ!こりゃ随分真面目な男じゃの、何もないぜよ。 やっぱり地球の女しかうけつけんきに。商いに宙ば出ちょったら 終わりじゃけー!」 「・・・・・・・・」
この豪快な笑い方。死線をくぐって尚血に汚れてないガキ大将の笑い方だ。 人を惹き付けて大勢にかこまれる日だまりのような、あの人のような。 土方は忌々しく思い眉をひそめた。背丈や年も似通っている。 苦手だこの男・・・始末に困る。そうは思っても近藤や沖田に取り調べを 交代する理由も面目もない。
「おお、大変ぜよ。そんなに眉間に皺ば寄せたらきれーな面が 台無しじゃ」 思案にくれた土方の顔に影がかかる、目を上げると、ぬうっと坂本が 土方の方に上体を寄せている。 「なっ!」 しまったと思い体の脇に置いた刀に手を出すよりも早く坂本の大きな、 ごつい指が土方の眉にかかる前髪をさらりと掬った。 同時に刀にかけた手の上に厚い手のひらがしっかりと重ねられる。 「抜かんでいい、こげな物騒なモンわしゃ地球じゃもう扱いたくないきに」 低く優しく落とし気味の声で諭されて、大きな手で髪をすかれて、 温かい手のひらに手を包まれる。 くらり。土方の眉根がまたきつく寄せられる。切なげに。 目を閉じれば胸が締め付けられる、錯覚だ。しかし日だまりの暖かさに 張りつめた心が取り繕えない。くらりと目が眩むような、白日。
「よしよし、おんしゃ重か重か荷物ば長いこと抱えとるんじゃのー」 気がつけば土方は坂本にすっぽりと抱きかかえられている、背中に回された 手の温かさに苦しくなる。自分は何をしているんだ。
「吐きださんと、おんしゃ張り裂けてしまうぜよ」
吐き出すわけにはいかない思い、憧憬に敬愛に思慕に・・・。 土方の剣呑な目付きに哀しみが宿る、坂本は背を優しく撫でている。 かすかに震える手で坂本の広い背中に手を回す、瞼の裏によぎるのは 昔、河原での喧嘩に足を挫いた自分をおぶった彼の広い背中。 坂本の肩におでこを強く当てながら土方は俯いた、今だけ、 土方は吹っ切るように強くすがりついた。かき抱く日だまり。今だけだと。
坂本が艶やかな黒髪の後頭部を押さえて土方の顎を持ち上げる、 素直に上向いた唇の隙間に唇をあわせ、舌を滑り込ませる。 それぞれが敷いていた座布団の一枚を枕に、もう一枚を土方の腰の下に動かす。
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長くなりそうだから続き物にします。 あるサイト様に触発されて坂土。もちろん近←土ベースで。 似たタイプですよ、この大らかさ優しさ包容力。お父ちゃん系! 最後に萌えない単語を発しましたが私は萌えています。 銀魂初エロが坂土!!!!!そんなバカな! いえ銀土は本命すぎて馴れ初めから徐々にしか書けないんです。 銀さんに心身開くまで相当時間かかるだろうし土方さん・・・。
ということで次回はセックスしています。 NARUTO漫画描いてた時の何もかも捨て去ったエロのソウルよ降りて来〜い。
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