人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2003年01月13日(月) 横須賀ストーリー

何の略なんだ、一体?

昨日、日記才人で『ドブ板通り』について書いてある日記を見かけて、思わず見に行ってしまった。
その日記とは『恵のひとりごと』といって、神奈川県横須賀市に長年お住まいの女性のものなのだけれど。
ドブ板通りって名前、インパクトありすぎ。だから、私も覚えていた。

実は私、出張で横須賀に行くことがあって、その帰りにバラや船が見られるヴェルニー公園や日本人より外国人のほうが多い米軍基地前の通り、そしてこの外国人色の強いドブ板通りなどを同期のTとふたりでお散歩したことがあるのだ。

プールバーとミニタリーショップとなぜか婦人ドレスや肖像画や食器のお店が立ち並ぶドブ板通りで、私とTはあるお店に目を奪われた。
それは、『スカジャン』ばかりを置いているお店。そこは昇り竜、吼える虎、目つきの鋭い鷹などが金糸や銀糸で豪華に刺繍されているジャンパーが、店頭、店内につるされていた。大人用から子供用まであった。
「すごいねー」「派手だねー」「子供のはかわいいねー」などと私たちは感想を言いながら通りすぎたのだが、「ところで、『スカジャン』って何の略だろう?」ということになった。

「まさか、横須賀で売られているジャンパーだから『スカジャン』なんてことはないよね?」
「あったかそうだから、パイロット用に空飛ぶときのジャンパーだからスカイジャンパーとか」

ネット検索してみたところ、横須賀ジャンパーだからスカジャン、スーベニールジャケットだからスカジャン、という2説があるよう。私個人的には、『横須賀ジャンパー』説を支持したい。『スーベニール』じゃいまいちピンとこないので。
しかも、このジャンパー、米軍が日本にきた記念に日本らしい刺繍入りでとテーラーに発注したとか、駐在米軍基地で米兵のお土産として作られたとか、呉服屋が売れなかった着物の生地でこさえてみたとか、作られた由来もさまざまで、ようするに、いつのまにかあったってことだけはよく分かった。
また、このスカジャン、ペット(犬)とおそろいでオーダーメイドができるんだそうだ。すごいねえ。犬好きにはたまらないんだろうねえ。

それから、ネット検索中に『柿田商店では「踊る大捜査線」で織田裕二が着ていたものと同じM−51Pがゲットできます』ここに書いてあるのを見て、また横須賀に行かなくちゃと思った私。
私、織田裕二好きで、昨日もさっそく『T.R.Y』を見に行ってしまったんですわな・・・。
7月には『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 - レインボーブリッジを封鎖せよ! -』が公開されるし♪ 今年は楽しい年になりそうな感じ。

さて、恥ずかしがり屋な私にはスカジャンは買うことはできない、という結論に達した今日、成人の日。いきなり、テレビ中継されていた各地の成人式の模様でスカジャンを着ているリーゼントの成人者を発見。

・・・若いですな。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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