人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年11月03日(日) 壁の花もない披露宴なんて

花は花らしくおとなしく花になっていやがれ。

昨日、短大時代からの友人の結婚式だった。私は披露宴にお呼ばれし、一も二もなく『出席』の返事を出していた。なんせ私の仕事は土日祝日はよほどのことがない限りお休みだし、友人の晴舞台を見に行かないでどうする。
新婦であった友人は看護師。だから、病院関係者は休むのが結構大変だったと思う。

披露宴のお知らせだけもらっていたのだけれど、おなじく短大の友人と共に受付を頼まれていたので、宴開始の1時間半前に式場にいた。で、受付方法を会場の人に聞いてふむふむと頷き、ロビーの受付に立っていた。
のに、いきなり『新郎の強い希望により』何故か、身内だけのはずの神前式にまで出たのだが・・・

それでですね、その、披露宴なのですが、私、ちょっと世の女性たちに問いかけたいことが。

もし、自分が主役の披露宴に、普通のワンピースで出席されたら?
もし、「ほとんどスッピン?」て顔で出席されたら?
もし、おしゃれでもない革のブーツで出席されたら?

どう思います? しかも、12:3の割合で、とうていフォーマルな格好じゃないとしたら。ほとんどが光沢のある生地でもラメが入っているわけでもスパンコールやビーズが散っているわけでもない、黒ワンピースだとしたら。

ちなみに私は、光沢度の高いグレー地模様の「スリットがばあっ」のロングチャイナドレスに、銀ラメ入りの8cmヒールのパンプス、アクセサリーはプラチナに真珠のついたイヤリング、式当日に予約していた銀座の美容院に行って髪の毛切ってブローしてもらってメイクしてもらって。残念なことに。ちょっと時間が足りなくなったのでネイルアートしに行くのはやめて自分でマニキュア塗ったけど。
そのくらい、気合入れて式に臨んだ。ちなみに、式1週間前から就寝前の顔の手入れは普段以上に時間をかけた。

別に私くらい頑張れとは言わないけれど、もし何にも考えずに出席していた人がいたら、もう少し、「フォーマル」場面にあった服装をできるようにならなければいけないんじゃないかな?と。だって、事前にお知らせされているわけで、『出席』の返事を出したからには、それなりの「責任」ていうものがあるのではないかと思うのよ。

昨日の新婦は25才。よって、友人たちも同年代。
もう、「若いから」って、許される年齢じゃないと思う。

だけど、なにはともあれ、おめでとうね。昨日、あなたはあの場所で一番、きれいな花嫁だったよ。
あなたは、誰よりもしあわせになって。

本当に、おめでとう。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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